CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

 

エラ削り再手術

 

 

 

今日と明日は

エラ削り再手術がなぜ難しいのかについて

お話いたします。

 

 

 

以前

顔面輪郭の全般的な再手術について

お話いたしました。

 

今日はエラ削りの再手術について

より詳しくご説明していきます。

 

 

 

 

以前お話したように

私が韓国に戻ってきて

形成外科病院にて勤務し始めた時から

顔面輪郭センターで顔面輪郭再手術を担当しており、

現在も多くの方々が私の元にいらっしゃいます。

 

 

 

 

その中でも一番多い再手術の1つが

エラ削り再手術です。

 

 

エラ削り再手術の原因を私の経験で判断すると

 

 

 

1つ目

効果がなかったという点です。

エラ削りの手術方法の時にお話したように

長い曲線の切骨術ではないといけません。

 

つまり、

綺麗に切り取らないといけないということです。

 

しかし

ただ皮質だけ

削ったり切り取って終わりにする病院が一部存在します。

 

しかし皮質は再生されるため

結局エラは再発してしまい

効果がなかったというお話が出てきます。

 

そして皮質だけ除去しても

効果がほとんどありません。

 

必ず皮質骨切と併せて

エラの骨を切り取らなければなりません

お伝えしたいです。

 

 

効果がないと不評を訴える患者さん達の

またもう一つの原因は

切骨量が少ないということです。

 

エラ手術は全ての過程が口内を通じて行われます。

よってきちんと見えません。

 

しかしたくさん切ろうとすると

神経が傷つき犬顎になってしまうので

少量だけを切り取る傾向があります。

そのようすると効果のない手術になってしまいます。

 

 

よって全ての手術においてそうですが、

経験がたくさん必要です。

 

私の場合には

私の経験で切骨量(切り取る量)を決めますが、

これと合わせて

エラの幅切ることができる幅

そして神経の位置まで分かる

私だけの特殊な装置を利用して

確認をし切骨を行います。

 

つまり、2回確認をし手術をしております。

 

実は私が開発した器具ではなく、

台湾の私たちの師匠が開発された器具なのですが、

商品化もされずお一人で使っていらっしゃったのですが、

私だけに特別にプレゼントしてくださった器具です。

 

 

そして効果がないという患者さん達を

きちんと診察をしてみると

筋肉が残っている場合があります。

 

つまり、筋肉切除を行っていないということです。

 

エラが目立ってしまう原因は

骨に加えて筋肉が占めている部分があるのですが、

その様な場合

筋肉を切除しなければなりません。

 

しかし

実際多くの病院が筋肉切除を拒みます。

 

なぜなら出血が発生するからです。

筋肉からの出血はとても深刻です。

 

手術者が経験が多くない場合、

筋肉の切除を拒むことは当然です。

 

そこで骨を切骨したとしても

筋肉のせいで

エラ削りの効果がない場合が稀にあります。

 

 

 

 

 

2つ目

エラ削り再手術の原因は犬顎です。

過度な切骨です。

 

犬顎の原因

過度な切骨直線の切骨です。

 

私がエラ削りのカウンセリングにお越しになられる患者さん達に

強調している部分がまさに

長い曲線の骨切りです。

 

必ず曲線でないといけないというお話です。

 

まさに

耳の下から始まる直線姿の犬顎を防止するための

方法の内の一つです。

 

そして

上記で効果がないという部分についてもお話を致しましたが、

 

切骨する量を適切に

患者さんが望んでいる分

照準を合わせることが重要です。

 

 

再度お話しますが、

適切量を切骨すること、

そして曲線で切り取ること

2つ

犬顎を防止するための重要な事項になりますが、

 

この全てが

とても多くの経験を要します。

 

 

 

 

 

3つ目

エラ削りの再手術の原因は

 

外からは見えないですが、

触ると顎部分がボコボコしているということです。

 

これは

滑らかな曲線になっていない時に生じる現象です。

 

1つ目は、2次角が触って分かります。

 

2つ目は、直線の切骨を行い、

2次角を無くすために

数回直線切骨をされる方々がたまにいらっしゃいますが、

問題

いくら数回切骨を行っても

ボコボコになってしまうということです。

 

そのため必ず長い曲線切骨をされる先生から

エラ削り手術を受けなくてはならないという点、

再度お伝えいたします。

 

 

 

 

 

 

4つ目

非対称です。

 

非対称の原因は

当然両側の切骨量が異なっているためです。

 

もちろん顔のバランスを合わせるために

敢えて両側を異なって切骨する場合もあります。

 

しかし

手術により非対称になってしまった場合

当然再手術で矯正をしてあげなくてはなりません。

 

 

前でお話した通り

顔面輪郭再手術が初手術に比べて

手術も難しく、

腫れもより腫れ、

痛みもよりあり、

そのため手術費用もより高いです。

 

エラ削り再手術も同じで

より難しく大変より腫れます

 

 

一番良いことは

初手術で一度に終わらせることですよね。

 

 

 

しかし

どうしようもない状況で

エラ削り再手術を受けなくてはならない状況なら

 

再手術だけでも

エラ削り再手術の経験が多い医師に

受けられるようにお願い致します。

 

 

 

参考に

再手術をしなければならない場合のレントゲンをお見せします。

 

エラ削り手術時

片側が過度に切り取られたケースです。

 

 

 

 

今日は

エラ削り再手術原因に関して

お話いたしました。

 

 

次は

エラ削り再手術はなぜ難しいのか?

についてお話いたしました。

 

 

 

CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”