CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

顔面輪郭手術について

間違った情報1

 

-固定ピン除去は

必ずしなければいけませんか?

 

 

 

次は

私が今まで固定ピン

或いはワイヤーを除去しながら

 

最も変わった

大変だったケースです。

 

 

 

このケースが変わっていた理由は

ワイヤーの結び目

顎の骨の内側になっていたからです。

 

カッコよく手術をするために

顎の骨の内側に結び目を作られたのか…

 

 

 

問題

手術された先生が除去をできなかったという…

 

手術をされた先生が除去手術を試みたのですが

失敗されて

私の元に来られて

除去手術を受けられました…

 

 

 

結局

ワイヤー除去手術を2回も受けられたとう…

 

面白可笑しいケースでした。

 

 

 

私が

このようにからかう様にお話する理由は

より重要な理由が他にあるからです。

 

その理由まではお話することが…

 

 

 

しかも

より大きな問題

 

このようにワイヤーの結び目を

顎の骨の内側に作っても外側に作っても

結果には何の差もありません…

 

顎の骨の内側に結び目を作っても

何のメリットもございません…

 

なぜ内側に作られたのか

私がまだ理解ができないでいる部分ですㅠㅠ

 

 

 

私が経験した

最も変わっていて難しかった

固定ピン除去(ワイヤー除去)ケースです。

 

 

 

パノラマ写真を見ると

やはりごちゃごちゃしておりますが

 

問題

ワイヤーがきちんと温存されていなく

切れてしまい

どのようになっているのかも分かりません。

 

 

1回目の除去の時に

一部だけが除去され

残されてしまったということです。

 

しかし、

確実なのはワイヤーの結び目3つです。

 

 

 

横から見ても

ごちゃごちゃですㅠㅠㅠㅠ

 

固定ピンが

一般レントゲンを見ても分かりにくく

 

また

手術された先生も除去ができなかったというお話に

理解ができず

CTを撮りました。

 

 

 

大概固定ピンは

CTまで必要ないのですが

何せ理解できない部分が多く

CTまで撮りました。

 

 

下のCT写真をご覧ください。

 

 

隣にあった結び目以外に

奇妙な結び目2つが見えます。

(赤色矢印)

 

 

CTでも分かりにくく

前後を全て回してみました。

 

後から見たものです。

 

後ろ側から見てみると

結び目2つが確実に見えます。

(赤色矢印)

 

 

そして

断面CTまで見ます。

 

 

3点ワイヤー固定をしたのですが

1つは

顎の骨ので結び目が作られ

2つは

顎の骨の後ろ側で結び目を作り

固定をされております。

 

 

これを確診するために

単層撮影(CTの本来の映像)を確認します。

 

 

そして完全に位置を把握

固定ピン除去手術に入ります。

 

とても苦労しながら除去を行いました。

 

 

いかがでしょうか?

 

 

ごちゃごちゃだったワイヤーが

なくなりましたね。

 

 

 

 

 

 

固定ピンを除去する3つ目の理由

再手術時です。

 

再手術時には

以前手術で使用した固定ピンを

必ず除去しなければなりません。

 

 

しかし

私がこのようなお話をする理由は、

 

除去をせず

その上に再手術をするケースが意外と多いからです。

 

 

これは

医師たちがもう少し気を使って

患者さんのために数分だけ時間を割けば

可能なことなのに、、、

 

もちろん

手術を受けられて1年過ぎると

固定ピンが

骨に埋まってしまいます

 

なので除去が難しくなり

そのままにしてしまうケースもありますが

 

いくら難しくても

再手術まで受けられる患者さんの事を考えると

少しの時間努力が必要だとしても

除去をしてあげるのが

合っているのではないかと思います。

 

 

 

私は

初手術より再手術をよりたくさん行うのですが

 

実際

骨の再手術に所要する時間より

以前に受けた手術の固定ピン除去をする時間

より長く掛かる場合もあります。

 

 

それでも

綺麗に除去をしてあげること

必要ではないかと思います。

 

 

いくら難しくても

どんな状態でも

除去をしてあげなくてはなりません。

 

 

 

 

 

顔面輪郭手術について間違った情報 1

-固定ピン除去は必ずしなければいけませんか?

 

次に続きます→

 

 

 

CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”