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“チェボンギュンの顔の骨のお話”
顔面輪郭手術について
間違った情報１
-固定ピン除去は
必ずしなければいけませんか？
頬骨縮小術後固定ピン除去数記録
ある患者さんの他病院にて頬骨手術時
使用された頬骨固定ピン
(プレートとスクリュー)
私が目鼻手術もしなくなってから
１０年が超えましたㅠㅠ
形成外科医の中で
目鼻手術をしない医者が他にいるでしょうか....
１０年以上
ただ顔の骨の手術のみしてきたのですが
時が経てば経つほど
市場の劣悪化が進み
かなり間違えて伝わっている情報が多く、
今はもう笑うこともできません.....
そこで
シリーズとして
“顔面輪郭について間違った情報”を
順番にお伝えしようと思います。
インターネット広告など
オンラインを信じないでください.....
しかも最近は
医者達が書いているブログにも
間違った情報が多いですㅠㅠ
私のブログで
きちんとした情報をお読みになり
時には脱力感を感じたり
衝撃的なこともあると思います。
しかし
最近とてもありえない間違った情報が
インターネットを通して
まさに本当のことのように広まっており
必ず知らせなければならないと感じ
一つ一つ書いていきます。
特に一部では
広告会社を通して間違った情報を
全部検索上位に露出させているため
患者さん達の立場では
信じてしまいがちかと思います。
私がいつもお話しておりますが、
患者さん達が賢明にならなくてはなりません。
特に
きちんとした顔面輪郭病院を選ぶ方法...
既に私のブログで詳しくお話しております。
下のリンクを直接クリックされると
詳しい内容を見ることができます。
→☆
今日はシリーズ1つ目として
固定ピン！！
所謂スクリューとプレートを
除去しなくてはいけないのか
除去しないと
私たちの体にどんな影響があるのか
等についてお話いたします。
そして
固定ピン除去ケースの中でも
特に変わったケースを
一緒にお見せいたします。
まず
顔の骨関連手術中に
エラを除外し
固定ピンを全部使用します。
頬骨、顎先、両顎、突出口などなど...
固定ピンを全て
除去しなければいけないですか？
結論からお話しますと
固定ピンを必ず除去する必要はございません。
(ただ、一部では
必ず除去しなければならないケースもあります)
チタン素材でできており、
私達の体に最も親和的な金属です。
私達の体に入る全ての器具装備は
チタンです。
椎間板ヘルニア手術から
足が折れてしまった時にも入れる所謂鉄心...
そして
心臓病がある時に入れるステントまで...
私達の体には
全然害のないチタンです。
ある方は
金属アレルギーを仰っておられましたが
関係ございません。
また
空港から出国される際の保安検査で
金属製だから
ピッピッ音がしてしまうのではないかと
よく聞かれるのですが
音は出ません。
それでは
なぜ除去をするのでしょうか？
上の写真で私が
固定ピンの最多記録とお話した方も
同じような理由で
固定ピン除去を受けられました。
固定ピンを除去される理由の１つ目、
病院に行きレントゲンを撮ると
ネジが見えますㅠㅠㅠㅠ
この場合は
除去しなくても大丈夫なケースに該当します。
特に歯医者は
生きていると必ず１度は行く場所ですが、
歯医者に行くと全て見えます。
そのため
除去をされる方が多いです。
特に
彼氏または旦那さんと一緒に歯医者に行った時
大変だったと…
逆に
彼女または奥さんと一緒に歯医者に行った時
大変だったと…
次は
私が数えたプレート除去個数の記録です。
頬骨手術後…
もちろん他病院で手術を受けられ
私の元に来られたケースです。
パノラマ写真を見ていただくと
数個のプレートと
長いネジが刺さっております。
ウォーターズビューでも同じように
ネジの長さ、
刺さっている方向とプレートの形が
３D CTとは異なって
赤裸々に見えます。
頬骨本体とアーチに
これでもかと固定ピンが刺さっております。
患者さんを初めてお会いした時に
顔が重そうですねと
冗談を言ってしまった程に
固定ピンが多いです。
まずは３Ｄ ＣＴ写真を見ます。
正面写真でも
プレートが少し見えて
やはり外側だけ見えます。
右側側面写真で
頬骨本体に２つのプレートと
アーチにプレートが１つ見えます。
もちろん外側のみ見えます。
そして
除去を致しました。
プレートが７個、スクリューが２０個です。
これが今まで私が記録した
固定ピンの個数です。
除去したネジ、スクリューです。
２０個ㅠㅠㅠㅠ
大きさが様々です。
もちろん異なることもありますが、
この中でも長いネジは
必要なかったんではないかと思います。
危険でもありますしㅠㅠㅠㅠ
上の１つ目の理由に続いて
固定ピンを除去される理由の２つ目、
固定ピンによる痛み
或いは不便感です。
とても長いスクリューや
固定ピンが外れたり少し緩みながら
周辺の軟部組織を刺激するケース等です。
このような場合は
必ず除去をしなければならないケースです。
顔面輪郭手術について間違った情報 １
-固定ピン除去は必ずしなければいけませんか？
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