一番最初に出たのは上室性期外収縮。
その後しばらくして仕事の昼休憩明けに発作性上室性頻拍を発症して、他の循環器のある病院へ救急搬送されました。
これからしばらくして発作性心房細動を発症しました。
発作性心房粗動はいつからなのか分かりませんが、おそらくカテーテルアブレーション後からだと思います。
以上、期外収縮を除く3つの不整脈がありました。
さて、これらは現在どうなのでしょうか。
以前伊東医師にお尋ねしたところ、
『ウルフーオオツカ法では左房メイズと左心耳切除は可能ですので発作性心房細動に対してはいい選択だと思われます。上質性頻拍は発作をきたす心房の部位によりますがこちらはウルフーオオツカ法で治る可能性が十分にあります。』
という返答をいただきました。
心房粗動に対しては、
『心房粗動に関しては部位にもよりますが、カテーテルアブレーションが適していると思います。』
とのことでした。
現在術後半年ですが、この3つの不整脈は起こっていません。
ひとつひとつ考察していこうと思います。
まず今回は心房細動。
言わずもがなですが、特筆すべきは発作型・整脈復帰率が100%ということ。
もう考察の必要もありません。
圧倒的な整脈復帰率です。
その後2年の洞調律維持も95%なので、圧倒的です。
私のように2回アブレーションして再発している心房細動はどうなのかは分かりません。
が、月1回で持続40分程度の発作性ならばこの95%に入って来るでしょう。
いやまてよ。
カテーテルアブレーションでの洞調律維持は確か75%以上だったのに、それをすり抜けて再発した。
なぜ95%で大丈夫と言い切れるのか。
ウルフオオツカ法では当然肺静脈隔離を行います。
肺静脈周辺に心房細動の契機となるトリガー興奮心筋組織の90%はここにあるからです。
心筋組織といっても紙のように薄いわけではなく、厚みがあります。
その心筋組織の内側に近い部分にトリガーがあると内科的なカテーテルアブレーションで十分根治できることになります。
私の場合は内側ではなく外側にトリガーがあったのでしょうか。
外科的に外側から隔離するので、その理屈であっていると思われます。
しかしここで私も知りませんでしたが、なんとウルフオオツカ法では左肺静脈隔離だけではなく右の肺静脈の隔離もしています。
さらに左心耳にもトリガーがある場合があるので、これも切除している。
よって可能性の99%はもう完全隔離していることになります。
両側肺静脈隔離、上大静脈隔離、左心耳切除を行っているためこの圧倒的な治癒率になるのでしょうね。
次は、発作性上室性頻拍の考察をしていきたいと思います。
