chaI Note
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ひとりごと

結婚したいな


付き合いたいより

結婚したいって感じ

そのほうが

ずっと一緒にいれる


またあなたを知りたいな

今は伝えられないけど

いつか伝えたいな

でも早い方がいいかな?

今の彼女に夢中になる前に

あたしのとこへ帰ってきて


こんなわがままな願いを
抱え始めちゃいました


やっぱりあなたは

素敵な人です

コンピュータールーム 2

高校に入学する日。


真新しいセーラー服に身を包み、母親と家を出る。


母親は新調したスーツを着て、上機嫌でカメラなんか持ってる。


でもあたしの気分は最悪だった。


近所の高校は、自由な校風で、部活も活発でみんな楽しそうに見えた。


あたしは中一の頃からそこに行くつもりでいた。

でもその隣の男子校であり、県内一の進学校が、今年から共学化することが決まった瞬間、


母親と担任で勝手に私の志望校は変えられた。


抵抗はしたつもりだけど、見栄っ張りの母親と、1人でも多くの生徒を進学校に入れたい担任の勝手な進行で、


何もしないまま推薦で合格が決まってしまった。

中学ではいつも成績がよかった。勉強じゃなくて暗記が得意だったから。

その頃には抵抗することも面倒だった。人のせいにするのは悪い癖。



そして気分はまったく上がらないまま、学校についてしまった。


受付で母親が名前を告げると、


『1年1組1番 相沢夕季』


と書かれたファイルを手渡された。よりによって1組の1番。嫌な予感しかしなかった。


母親と別れ、入学式会場の生徒席に座る。もちろん指示されるのは一番前の左端。


そして、共学になったとはいえやはり男子の割合が高いことに気付く。


こんなとこで、ほんとにやっていけるのかな?
あたしはため息をついて、うつむいてしまった。

「相沢夕季ちゃん?」頭上から声がして、顔を上げる。学ラン姿の背が高い男が立っていた。


「はい…」私が見上げると、彼は微笑んで手を差し出した。


「2年で、生徒会副会長の原田翔です。よろしく。」私はよくわからないまま、とりあえず握手に応じた。


「悪いんだけどさ、今日新入生代表の子が急に休むことになっちゃったんだ。だから代わりに相沢さんやってくれない?」

「なんで、あたしが?嫌です。」
「だって、1組の1番だし。校長先生も、あなたがいいって。やってよー、お願い!」


「ほんとに嫌なんですけど…」
と言ってる間に、あたしは手を引っ張られステージ横まで連れて行かれていた。自分の押しの弱さにはうんざりする。


「これ読んでくれればいいから。」と原稿を渡される。なんて強引な人なんだろ。


「はぁ…」
「よろしくね。」彼はいたずらっぽく笑った。
まぁ、読むだけならいっか。


そして入学式が始まった。偉そうな校長先生、いかにも進学校な真面目そうな生徒会長の話が続く。


生徒会長がステージから降りてきた。
「相沢さん、よろしくね。」
彼は意外と優しそうな笑顔を浮かべた。
「はい…」


アナウンスが入る。
「新入生代表、1年1組相沢夕季。」
私はステージに上がった。

コンピュータールーム

あたしは彼が大好き


だった。


もう過去の話。


出会ったのは5年前、


別れたのは2年前…


大昔の話だ。



でも友達に言われた。


誰にでも


『絶対忘れられない人』

がいるって。


時間が経つと


記憶は整理され、


思い出は美化される。


でも


それは悪いことじゃない。


だってね


振り返った過去は


きれいな方がいい。


今はまだ、


ちょっと甘じょっぱいだけ。