2013年(平成25年)12月10日午後8時45分ごろ、富山県高岡市野村の会社役員、浜谷輝夫さん(当時52歳)が自宅駐車場で血を流して倒れているのを浜谷さんの妻(当時51歳)が見つけ、近隣住民を通じて110番した。浜谷さんは病院に搬送されたが、およそ40分後に死亡が確認された。富山県警は殺人事件とみて捜査を始めた。

県警によると、浜谷さんは左右の肩付近を刺されていたほか顔を中心に20ヶ所以上を切り付けられており、死因は出血性ショックだった。顔面や手のひらにも抵抗した際に付いたとみられる切り傷があった。発見当初、顔は血まみれで、ひと目見ただけでは性別すら判別できないほどだった。浜谷さんの妻が「おい」「オラ」などという大声で争っているような声に気付いて外に出ると、浜谷さんが血を流して倒れていたという。

浜谷さんは同県内のメーカー役員。地域では、出身高校に天体望遠鏡を寄贈するなど天文好きとして知られていた。同年7月に自宅から現金数十万円と貴金属類を盗まれる窃盗被害に遭っており、県警が今回の事件との関連を調べている。



犯人は若い男性。仕事関係の怨恨が理由。


浜谷さんも犯人のことを知っていたものの、まさか恨まれているとは想像もしていなかった。


一見好青年に見える犯人だが、短気でよくトラブルも起こしていたため浜谷さんは叱ったことがある。


そのとき痛いところを突かれ、犯人は一方的に恨みを募らせていた。


決行の日は家の近くで待ち伏せ、強い殺意をもって浜谷さんをさつがい。その後、車に乗って逃走した。


犯人はその後、事件現場から遠く離れた地へ引っ越した。


今も短絡的に生きているため、仕事も続かず怠惰的な生活をしている。