2002年5月19日午前10時ごろ、茨城県取手市台宿2丁目の飲食店店員、大川アナベルさん(当時30歳)の長女で、市立取手小学校3年生の大川経香(きょうか)さん(当時9歳)が「友達の所へ遊びに行く」と母親に伝えて自宅から遊びに出たまま行方が分からなくなった。同日午後6時ごろ、近くの公園で友達と遊んでいるところを目撃されたのを最後に姿が見えなくなり、アナベルさんが警察に捜索願を出した。

警察は事件に巻き込まれた可能性もあるとみて、周辺を捜索。市や消防団と連携し、自宅周辺や利根川河川敷を捜索するとともに、情報提供を求めるチラシを配布するなどしたが、同署に寄せられた目撃情報はごくわずか。

写真入りチラシ約10万枚の作成・配布、手作りポスターをJR常磐線牛久駅から上野駅間の12駅に掲示するなども行ったが、2005年5月を最後に情報は途絶えているという。




誘拐事件の可能性が高い。


犯人は中年男性。可愛い少女がいないか物色していた。


突発的ではなく、よからぬ目的のため現場を訪れていた。


何人か目星をつけたあと、いちばん幼かった経香ちゃんを攫うことに決め声をかけた。


「お母さんが事故にあったんだ、今すぐ病院に行こう」


経香ちゃんは警戒しつつも、お母さんが心配になり急いで犯人の車に乗り込んだ。


ひとけのない場所で車を停め、犯人は経香ちゃんに襲いかかった。


目的を果たすと、経香ちゃんに手をかけ誰にも見つからない場所へ隠した。


犯人は社会的地位のある人物。他にも余罪があるがうまく逃げ延びている。