1988年12月4日午前9時30分ごろ、福岡県飯塚市明星寺の市営団地に住む潤野小学校1年生の松野愛子さん(当時7歳)が弟と一緒に自宅から約100メートル離れた弟の友人宅に遊びに行った後、行方が分からなくなった。

愛子さんと同じ小学校に通っていた1年生の女児2人が誘拐される事件が発生。翌日、失踪現場から約20キロ離れた甘木市(現:朝倉市)の八丁峠で女児らの遺体が見つかった(飯塚事件)。

警察の捜査により1人の男が捜査線上に浮上、1994年9月23日に死体遺棄容疑で久間三千年(当時56歳)を逮捕した。

久間は、事件当日に愛子さんと会ってチョコレートをあげたことを認めている。



犯人は以前から被害者に好意をもっていた。


仲良くなるチャンスをねらっていた。


当日、1人のところを見つけて話しかけてみた。


近くで話してみると可愛くて、ますます好きになった。


被害者は嫌々ながらも、無下には出来ずに困っていた。


犯人が長い時間しつこく話しかけてきたので、いい加減嫌になり、家に帰らなきゃと嘘をついて逃げようとした。


しかし犯人は逃がさなかった。


君のお母さんとは知り合いで、家も知っている。車で送ってあげるよ。さあ乗って。


犯人はそれらしい事を言って油断させたあと、車に連れ込んだ。


失踪場所からそんなに離れていない場所で、被害者はさつがいされた。


犯人はバレないよう、被害者を隠しその後もいつもどおり過ごしていた。


犯人は他にも2人の女児をさつがいし、逮捕された。