2013年2月23日午前4時頃、山梨市内の民家に無断で侵入、住人の50歳代男性の顔を殴り現金を盗んだとして、長野県出身の宮内雄大(当時37歳)が住居侵入容疑で現行犯逮捕された。日下部署員3人が宮内を連行し、パトカーの後部座席に署員2人に両脇を挟まれる形で乗せられていたが、日下部署に到着し車を降りた直後に突然走り出し、署のフェンスを乗り越え、北側の果樹園の方向に姿を消した。
宮内容疑者はお酒が好きで、日頃から飲酒していた。お酒が入ると感情的になり、自分でもコントロールできないほどだった。それでもやめられなかった。
その日も飲酒していた。出来心から事件を起こしてしまい、このまま逮捕されれば人生が台無しになってしまうと思った。
逃げ切る自信はなかったが、頭で考えるより先に体が動いていた。
無我夢中で逃げた。
酔いが冷めると、とんでもないことをしてしまった後悔と恐怖が襲ってきた。しかし自首するつもりは全くなく、逃げるしか道はない。
大人しく目立たず、慎ましく生きていこう。
それ以来お酒は飲まなくなった。
今は愛する人と幸せに暮らしている。