冬用パンツでいいの見っけました。
私の場合、春から秋にかけて街乗りするときって、下は「七部丈のショートパンツ」が定番ですが、冬になるととたんに困ります。
それにしてもどうして今までの自転車ウェアーブランドは、カジュアルな自転車用長ズボンといっては、
「裾にマジックテープのストラップを取り付けて、裾を絞ることが出来ます」
っていう商品しか無いのでしょうか。
私も、過去に何度かそういった商品を購入しては、
「マジックテープのストラップ以外で、もっとすっきりした冬用の長ズボンは作れないのか?」
と感じずにはおられませんでした。
うっかりしておりました。いつの間にやら、私の気づかないうちに、キャノンデールから発売されているではありませんか。
これ、
仕組み的には、自転車用タイツと同じです。裾を長~いジッパーで、絞ることが出来ます。
実際に自転車に乗ってみましょう。ナイロン素材もストレッチ素材を使用しており、また膝で生地を切り返すことにより、ペダリング運動を全くさえぎることがありません。非常~に快適。
自転車から降りた時は、このようにジッパーを全開にすれば、一見普通の黒いズボン。ぴちぴちタイツでもなければ、マジックテープのストラップもありません。実にスマートです。
ワンタッチバックルのベルトが付いているのも、良い仕様です。ゴムだけだとずり下がりやすくなりますし、わざわざベルトを用意するのも面倒ですから。
ポケットは全部で3つ。フロントの左右に2個、右側のオシリに1個です。
ポケットではありませんが、後ろのウエストラインのすぐ下に、換気用のジッパーが1本。
隠しタイプのジッパーを使用しており、閉じた状態ではオレンジのラインは見えない造りです。
お尻の下には一切の縫い目が来ないような裁断パターン。
Sサイズを選びましたがサイズ表では「167~176cm」。
私の身長は166cm。残念ながら膝小僧の位置が少し合いませんでした。これってつまり私の足が短いからです。
全体の長さも、私には多少長めですが、このくらいなら十分許容範囲と認められます。
ぐるんと裏返してみましょう。実はここにも秘密が隠されています。総メッシュ裏地です。
コレにより、空気の層がパンツと素肌の間にできて、冷たい風が吹いても思いのほか寒くないのです。
自転車用のタイツだと、「裏起毛」タイプや、「フロントのみ防風素材」だったりしますが、この仕組みによる寒さ対策、かなり有効です。
さらに細かい工夫を発見。膝の上下で、メッシュの細かさが違います。膝から上は粗いメッシュで、より空気を含むように、膝から下は細かいメッシュで、はきやすさを優先。たしかに寒いのは膝から上ですから。
私の今年の冬の脚まわりは、このパンツで 「にんまり」 です。
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