ニューヨークのある小さなクラブで若いギタリストと年配のギタリストが偶然出会いセッションをした。
まだ若いギタリストは相手の的確で熟練したギタープレイに圧倒された。
こんなイカしたBopは初めてだ!アンタ何者だい?
若者が聞くと
俺の名前は・・・・お前さんのギターのヘッドに書いてあるぜ。
と言われたとか言われないとか・・・・・・。
もしその若者が私だったら・・・・?
俺のヘッドにはレオパードって書いてあるぜ!!
ということで・・・・・・
前回調子に乗りすぎてトップの塗装を剥いでしまったのでシーラーの上から床用ニスを刷毛塗りしてみた。
なるべく薄~く塗りムラがなくなるまで何回も重ねてみると・・・・
こんな感じで悪くはないが少し地味というかイマイチピンと来ない・・・。
う~ん・・・・
それをまた剝がして今度はキャンディーカラー用の上塗りスプレー缶のクリアレッドを薄く何回も重ねてみる。
黒っぽくなるまで重ねて耐水ペーパー400~1000番位で丁度良いトコまで削る。
サンディング・ハイになって削りすぎると真っ赤っ赤になってしまうので調子に乗らず!
今時のふ菓子の色より昔の如何にも体に悪そうな色をめざす。
あの消えそうに燃えそうなバーガンディ、ブルゴーニュ、クリムゾンレーキ、ローズマダー、カーマインのどれでもなく昔のふ菓子色。
トップコートのウレタンクリアーを吹く。
艶が出るとまた感じが変わる。
あまりクリアコートはコッテリと厚くしたくないのだが去年First Act ME1980の仕上げで研磨したとき下の色まで削りすぎてしまったので今回は薄く3回重ねて最後はギリギリ艶が出る程度に吹いた。
数日置いて仕上げの研磨をする。
2000番の耐水ペーパー~コンパウンド細目~極細~超微粒子までテカテカにしてみた。
パーツを組み込んで配線する。
トーンコントロールなしでフロントPUに470pFのハイパスフィルターを付けた。
以前あるドラマーの前でコントロールキャビティを開けたらギターの回路ってこんだけなの~!何これ!!とビックリしていた。
部品箱にあったToneProsのロックブリッジがポン付けできたのでコレを着けておく。
弦を張って各部調整して完成!
大変弾きやすくて音色も気に入っている。
軽いので振り回しやすい。
しかしこうして出来上がってみると・・・・
先月買ってきたバーニーとほとんど同じじゃね・・・・?
い、いやヘッドに書いてある名前が違うぜ。