前回HLBandPlusの成績が思わしくない記事を書きました。
このシステムは極力シンプルに分かり易くするため、長期、中期、短期のHLBandのみを使用し
全ての期間でブレイクアウトが確認されたらエントリーするというシステムです。

このグラフはGBPJPY1hの2006-2016の成績で、全体的に上昇傾向にありますが、
半年から1年程度、横這い又は落ち込んでから上昇するという傾向にあります。
現在が落ち込んでいる最中と考えれば、想定内ということになります。が、実際運用してみると、
この落ち込み期間が精神的にきついことは確かです。
そこで、システム改善のため、悪影響となっている原因の追究と解決をしていきたいと思います。
その前に、このシステムの良いところは以下2点
1、シンプルな構成
2、設定できるパラメータが少ないため、カーブフィッティングしづらい
※HLBandは長期、中期、短期とあるが、パラメータは480(20日)、120(5日)、24(1日)で固定、
ストップも24で固定していて、設定できるパラメータはテイクプロフィットのみ。
良いところは残しつつ改善する必要があります。
改善点
1、エントリーが遅れる
2、一時的な戻りでストップにひっかかる
3、保合い期間でもエントリーしてしまう。
まず、1の問題から、エントリーを早めるため、長期、中期HLBandをなくし、
EMA480、120、24を使用し、トレンドを判定する。
(移動平均のトレンド判定が早いかというと、そうは思いませんが、それ以上にHLBandのブレイクは
遅いということです。)
HLBand24をブレイクしたらエントリー
このやり方だと

こんな感じの成績になります。パッと見改善前のほうがなだらかで良い感じがしますが、
総取引数は622回で、改善前の倍程度になっています。PFも1.4と悪くありません。
次に、EMA480を削除しより速いエントリーをしてみると、

資産曲線は少しよくなった感じがします。総取引数も1055回になります。
総利益も134316円→162113円に改善。PFは1.29にに落ち込みましたが、取引数が増えれば、
当然PFは下がります。
次に、EMA480は残し、EMA24を削除すると、

資産曲線はあまり変わった感じがしません。データを見てみると、総取引数900回、
総利益183217円、PF1.39と上2つより良い成績となります。
長期、中期のトレンドは移動平均で判定し、短期HLBandのブレイクをシグナルにするとよさそうです。