皆さま、こんにちわ。
ニュージーランド在住のひろこです。
久々のブログですが、本日はニュージーランドに関する情報ではなく自分語りなのでお許しください
このところすっかりご無沙汰していた自分のブログを久々に見ていたら、こんな過去ログを見つけました。
3つの記事とも
「『夢叶う』って結局、何の夢が叶ったん??」
って自分にツッコミを入れたくなるような終わり方ですが
「小さい頃からの夢だったフライトアテンダントという仕事には就けなかったけど、ニュージーランドに住み、国内外の人たちと仕事をするというチャンスを得て『世界の人たちと英語でコミュニケーションする』という夢が叶った」
ということを言いたかったんです(文章力)
この記事を書いたのが5年前。
当時の私は、ニュージーランド人との間に生まれた息子を追ってニュージーランドに来て永住権も取り、グローバル企業で働いて安定した収入を得ながら息子を高校に通わせることができている、という状況に満足していました。
その後2020年になり、日本チームのリーダーを任され逆輸入という形でしばらく東京に滞在することに。
チームリーダーという仕事は初めてで学ぶことも多く、10年越しの東京オフィスでの人間関係も、職場環境もストレスはそれなりにあったのですが与えられた任務を必死にこなしました。
その直後、コロナが世界中に蔓延。
たまたまニュージーランドに一時帰国していたタイミングで、日本での任務が中途で取りやめになりました。
その後は皆さんと同じく、何度かロックダウンを経験しながら在宅で仕事をすることになります。日本とニュージーランド、オーストラリアの仕事を自宅から継続しました。
ロックダウン中自分ひとりの時間を多く過ごす中、今までの自分の人生とこれからの人生を考えるように。
息子が生まれてからというもの、息子が幸せであるためにはどうしたらいいかを一番に考え、その為には日本とニュージーランド両方をルーツに持つ息子を東京で育てるよりは自然が多いニュージーランドで育てるのが一番と感じ、移住。
それからは、自分も移民としてこの国で安定して暮らしていけるように、息子と同じ屋根の下で暮らし自分の部屋を与えられるようにと努力をしてきました。
ちょうど上記の記事を書いた2017年あたりが、ニュージーランドでの生活がやっと整ってきたな、と感じていた頃です。
そして、ニュージーランドでのコロナ禍が過ぎるか過ぎないかの頃に、息子が20歳になり(日本でいう)成人をしました。
20歳というと日本と同様、大半の子供たちは独り立ちをする時期です。
息子のように大学に通う子たちは、学費をローンで借りて後で返済をする場合が多い(親としては本当にありがたい)
コロナ禍でのこれからの人生の見直し、そして息子が巣立ったのを受けて、これからは自分の時間を大切にしていこうと思いました。
人生は短い。改めて、今までやりたくて諦めた事、やらなくて後悔するようなことは何だろう?と。
そして、フライトアテンダントになりたかったけど新卒で受かることができずに諦めた、ということを思い出しました。
息子の出産→海外への渡航→新たな生活の構築→子育て
と目の前のことにいっぱいになっているうちに歳を重ね、もう自分にはチャンスはないと思い込んでいました。
結果。
今現在、トレーニングを終えAir New Zealandのフライトアテンダントとして働いています。
昔諦めた夢が、47歳にして叶いました
年齢を重ねているからFAになれない、という思い込みは自分の勝手な想像でしかなく、戸を叩いてみれば同じくFAになった人たちは年齢も、国籍も、身長も、性別も多種多様。FAの門戸は自分が思っていたよりも広かった。
自分よりも10年以上年上でも新人としてチャレンジする人たち、身長が160㎝に満たなかったり、またはトランスジェンダーで女性の制服を着る人含めLGBTQA+の人たちと働くのは日々刺激を受けます。
こちらに暮らしているとよく聞く言葉、それは年齢を気にして何かを躊躇しようとすると
「Age is just number(年齢はただの数字にすぎないよ)」
と言われます。
何かを始めようとするのに、遅すぎるということはない。
ニュージーランドでは、年齢を重ねていても全く違う業種に転職することはしょっちゅうあるし、むしろ前職の経験を買われる場合がよくあります。
今まで何を続けてきたかも大事だけど、人生でどんな経験を積んできて、それを今の仕事にどう活かせるのか、
を採用担当者は見ている気がします。
皆さんも、もし何かやりたかったことを年齢や身長、性別、外的な理由で諦めてたとしたら、
ぜひ、それでもトライしてみてほしいと思います。
ひょっとして、自分が思っていたよりも門戸が開かれているかもしれませんよ。
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