前回、ようやくヒトに投与できるところまでをお
話ししました。そこまでで約10年以上の歳月が
費やされています
さてヒトへの投与ですがこれは三段階に分かれて
います。これらをまとめて「治験」と呼んでいま
す。
まず第一段階は「健康な正常人(志願者)」に投
与して副作用などの安全性や体内でその薬がどの
ように吸収され排泄されるか?などが調べられま
す。
第二段階では実際の患者さんに投与しますが、比
較的症状の軽い少ない数の患者さんに限定します。
ここでは有効な薬の量や投与方法などが確認され
ます。
第三段階ではこれらの結果を受けて多数の患者さん
に投与されます。ここでは既存の薬と比較して有効
なのか?副作用は少なくなっているか?などが調べ
られます。
もちろん、治験では患者さんに説明とそれに対する
同意を確認してから行いますが、ここまでで大体3
~7年の歳月が費やされます。
さらに、この三段階の治験が終了した時点で厚生労
働省がその結果を1~2年かけて審査します。
そこで無事にパスすれば晴れて世の中に売り出す
ことができますが、もしこの治験の結果で既存の
薬と比較して有効性や安全性に問題があれば、新
薬として世の中には出ることはありません・・・
ここまで来て・・・という気もしますが、下手に
許可を下して思いがけない副作用で患者さんを苦
しめることの方が問題だからです。いわゆる「薬害」
を防ぐことが目的です。
さらに薬として世の中に出回った後も数年間は病院
やクリニックなどで、患者さんに投与した結果をも
とに、その薬の有効性や安全性が再度評価されます。
こうして新薬が世の中に出るまでにざっと20年
近くの歳月と500億円近くの金額が費やされて
います
たった一粒の薬は緻密な論理によって作られ、これ
だけの時間、お金、労力をかけて世の中に出される
のです。
ただ単に飲んでいる薬もそう考えると無駄にはできな
いですよね


話ししました。そこまでで約10年以上の歳月が
費やされています

さてヒトへの投与ですがこれは三段階に分かれて
います。これらをまとめて「治験」と呼んでいま
す。
まず第一段階は「健康な正常人(志願者)」に投
与して副作用などの安全性や体内でその薬がどの
ように吸収され排泄されるか?などが調べられま
す。
第二段階では実際の患者さんに投与しますが、比
較的症状の軽い少ない数の患者さんに限定します。
ここでは有効な薬の量や投与方法などが確認され
ます。
第三段階ではこれらの結果を受けて多数の患者さん
に投与されます。ここでは既存の薬と比較して有効
なのか?副作用は少なくなっているか?などが調べ
られます。
もちろん、治験では患者さんに説明とそれに対する
同意を確認してから行いますが、ここまでで大体3
~7年の歳月が費やされます。
さらに、この三段階の治験が終了した時点で厚生労
働省がその結果を1~2年かけて審査します。
そこで無事にパスすれば晴れて世の中に売り出す
ことができますが、もしこの治験の結果で既存の
薬と比較して有効性や安全性に問題があれば、新
薬として世の中には出ることはありません・・・
ここまで来て・・・という気もしますが、下手に
許可を下して思いがけない副作用で患者さんを苦
しめることの方が問題だからです。いわゆる「薬害」
を防ぐことが目的です。
さらに薬として世の中に出回った後も数年間は病院
やクリニックなどで、患者さんに投与した結果をも
とに、その薬の有効性や安全性が再度評価されます。
こうして新薬が世の中に出るまでにざっと20年
近くの歳月と500億円近くの金額が費やされて
います

たった一粒の薬は緻密な論理によって作られ、これ
だけの時間、お金、労力をかけて世の中に出される
のです。
ただ単に飲んでいる薬もそう考えると無駄にはできな
いですよね




















