ベビーシッターが無料で使える!!

 

 

東京都の子育て制度で、ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)というものがあります

 

この制度は、簡単に言うと、

ベビーシッターを

無料で依頼することができる

というもの

 

所得や就労状況などの制限がなく、

小さなお子さんを持つすべての家庭が対象なので、

赤ちゃんを育てる家庭が助けてくれる素晴らしい制度です。

 

私のママ仲間でも、知らない、使ったことがない、という方が多かったので驚きました!

 

 

あまりに条件や内容が良いので、

 

本当に無料なの・・・?

 

と不安になってしまう方も

いるかもしれません。

 

私は実際に何度か使用したので、そのレビューもかねて、使い方をお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

 

ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)ってどんな制度?

 

 

まず、制度の内容について簡単にまとめると以下の通りとなります。

 

 

◆対象者◆

一時的に保育を必要とする者

 

◆対象児童◆

0~6歳の未就学児

(一部、小3まで対象の行政区もあります)

 

 

つまり、年齢以外は対象家庭に条件は全くなく、

 

・両親が育休中の家庭

・専業主婦の家庭

・健康なお子さんも病気のお子さんも

・保育園に通っているお子さんも

みーんなOK!

 

 

どんなお子さんでもOK

というわけです。

 

 

 

 

しかし、対象の地域が限られている・・・!

 

 

注目頂きたいのは対象の地域です。

 

なんと、東京都の中でも

導入済みの地域と・・・

そうでない地域が・・・

 

 

対象の行政はズバリこちらです!!じゃじゃん!!


 

ベビーシッター利用支援事業(一時預かり)

対象地域

 

千代田区、中央区、港区、新宿区
文京区、台東区、品川区、目黒区 
中野区、豊島区、北区、荒川区
足立区、葛飾区、江戸川区

武蔵野市、狛江市

 

 

 

残念ながら、上記に該当しない行政にお住まいの方は対象外となります・・・( ;∀;)

 

 

ちょっと待って・・・

東京都23区のうち15区だけが対象・・・

 

残りの8区(世田谷区、大田区、江東区、渋谷区、杉並区、練馬区、板橋区、墨田区)

は対象外じゃないですか・・・( ;∀;)

そして、多摩地域は武蔵野市と狛江市以外はすべて対象外です・・・( ;∀;)

 

 

なんと悲しい事実・・・

 

 

対象外の行政では、別の事業に力を入れていたり、

待機児童向けの支援のみは対象であったりと

それぞれ別の取り組みがあるので、ぜひ調べてみてください。

 

ただやはり、この制度は本当にありがたい制度なので

希望の声が多いのも事実。

 

是非今後、導入されることを期待したいですね。

 

 

 

 

詳細は、東京都のHPをご覧ください

 

 

 

 

ベビーシッター利用支援(一時預かり)の使い方

 

 

使い方は簡単です!!

 

ベビーシッターの運営会社を経由して、ベビーシッターを依頼するだけ。

 

 

対象の事業者はこちらです。

 

 

 

 

事前登録などは必要なく、区役所などに事前に申し出る必要もありません。

 

 

そのため、

急な体調不良などで

急遽ご依頼しなければならない時でも大丈夫です。

 

 

まずは通常にベビーシッターを依頼し、保育料を支払います。

その後、助成申請をすると料金が返ってくる、という仕組みになっています。

 

 

 

 

補助対象となる金額の上限

 

 

 

 

◆児童一人当たりの補助額上限◆


日中(午前7時~午後10時) 2,500円/時
 夜間(午後10時~午前7時)  3,500円/時

 

年間合計 144時間 まで

 

 

 

なかなかベビーシッターを活用したことのない方はイメージがつかないかと思いますが、

1時間2,500円という保育料は一般的な価格です。

通常は2,000円~2,500円くらいで1時間ご依頼することができます。

 

ベビーシッターのマッチングサイトなどの場合は、

シッターさんの経験や資格などによって金額が異なっている場合がありますが、

上限内に収めたい場合は、保育料2,500円以内の方を探すのがよいでしょう。

 

 

年間合計144時間という時間も、かなり十分な時間となります。

 

 

 

例えば、

一日1時間の保育園送迎は、

週3日×12ヶ月可能。

 

例えば、

週末に3時間の子どもとの遊びを

週1日×12ヶ月ご依頼が可能。

 

例えば、

一日6時間の子どものお世話を

月に2回×12ヶ月お願い可能

 

ということになります。

 

え!すごくない?

 

どちらかというと、

使いきれないくらいの時間じゃない!?

 

と思った次第でした。

 

 

 

 

どんな人が頼んでいいの?

 

 

答えは、だれでもOKです!

 

無料なのはありがたいけれど

困っている人がほかにもいるかもしれないから・・・・

 

と遠慮をする必要はありません。

 

 

東京都のHPのQ&Aにも書いてあるように

育児不安などでベビーシッターを頼むことも本要件の対象に含まれているのです。

 

仕事の都合や特別な用事がない場合でも、

毎日の育児は、自分が思っている以上に体が疲弊しているもの。

 

たまにはベビーシッターさんに頼ってみるのも大事だと思います。

 

 

 

実際に使ってみたレビュー

 

 

私が実際に頼んだ内容は以下となります。

 

 

1回目のシッティング

 

 

美容エステに行くために、

移動時間も含めて3時間のシッティング

を依頼しました。 

 

 

依頼した場所は自宅の子ども部屋で、最初の数分でミルクや離乳食の場所をお伝えしたら外出。

 帰ってきたらシッターさんと楽しそうに遊んでいました。

 

子どもが大好きというシッターさんは、到着するなり子どものそばにかけより

とっても楽しそうに遊んでくれました。

こんなにも明るく子どもの相手をし、子どもも嬉しそうにしている姿を見て

 

やっぱりプロは違うな~・・・勉強になるなぁ~

と思い、預かってもらえた嬉しさ以上に得られるものがありました。

 

 

2回目のシッティング

 

 

  子どもとの遊び方や育児アドバイスを

もらいたい、という理由で

2時間のシッティングを依頼しました

 

 子育て経験が豊富なシッターさんに色々な遊びを見せてもらい

 親も子も有意義な時間を過ごすことができました。

 

 この時は、実家に里帰りしていることが多かった時期なので、

実家にシッティングに来ていただきました。

 

 依頼主の住まいが対象行政区であれば、

シッティング場所は実家や児童館や公園など、別の場所でも問題ない

 ということが規定に明記されています。

 

 

 

3回目のシッティング

 

急な体調不良で子どもの相手ができなくなり、前日の夜に急遽ご依頼しました。

 

 できるだけ長い時間対応お願いしたいとご依頼し、5時間のシッティングを依頼しました。

 その間、私は寝室でずっと横になっている状態。

 家の中にはいますが、ゆっくり休養できるようにと、お声をかけないでいただきました。

 

病気になっても育児は休めない、とよく言いますが、

風邪をひきながら育児をするのは、本当に大変なこと。

無理せず、シッティングを依頼できたので、早く治すことができました。

 

 

 

また、依頼時、私は育休中で、

育児に専念するために仕事を休んでいる状態ではありましたが、

シッターを依頼することは、何ら問題ありませんでした。

 

シッターさんは毎回別の方に来ていただきましたが、

皆様とても明るく優しく対応してくださり、

自分の時間を作ることができとてもありがたかったと同時に

保育のプロの方の対応を見ることで勉強になることもあったので、

とても有意義な時間になったと感じています。

 

 

 

注意すること

 

 

交通費は実費

 

 

ベビーシッターの費用は助成されるので、無料であるという認識で間違いありませんが、

「入会金、会費、交通費、キャンセル料、保険料、おむつ代等の実費等、サービス提供に付随する料金は含まない。」

という文言が記載されている通り、保育料以外は自費となります。

 

私が利用したシッターサービスは、入会金などはかからなかったのですが、

数百円ではあるものの、交通費は自費になりました。

 

お互いのためにも

できるだけ、

自宅の近くのシッターさんを

ご依頼するのがおすすめです。

 

 

 

申請時期はスケジュールを確認

 

 

申請は、年間4回の締め切りがあります。

このスケジュール内に申請をする必要があるので、

HPを確認し、申請期間を逃すことがないように気を付ける必要があります。

 

今年のスケジュールは以下のようになっていました。

 

令和5年4月から6月    令和5年7月13日(木)
令和5年7月から9月    令和5年10月13日(金)
令和5年10月から12月   令和6年1月12日(金)
令和6年1月から3月    令和6年4月12日(金)

 

 

 

一時預かり制度の使い方は、わかりやすくまとまったサイトがあるので是非ご参考ください。

便利な制度なので、ぜひぜひ使ってみてほしいです