車の運転で最も重要なのは「的確な状況判断」です。
細かい技術的なことよりもそっちのほうが重要です。
以下、自分の経験に基づいて重要なポイントを挙げていきますので、是非参考にしてください。
●慣れるまでは毎日運転すること
もちろん、いい加減な運転ではいつまでたっても上達しませんけど、基本を守って練習を積み重ねれば必ずそれなりに上手くなります。
「運転経験○年」なんてのは全く関係ありません。
上達には走行距離の積み重ねしかありません。
ですから、時間とガソリン代が許す限り出来るだけ長時間・長距離運転しましょう。
最初は難しい道を選ぶ必要はなく、幹線道路をひたすらまっすぐ走るだけでOKです。
これが周りの流れに乗る・的確な状況判断を身につけるには一番いい練習です。
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流れに乗るとはいっても、決して無理なスピードを出さないようにしましょう
●サイドミラーの徹底活用
車の運転において最も大切なのは、後方・周囲の状況を常に把握しておくことです。
そのためには、走行中も常にミラーを見ておくことが重要ですけど・・・・・・
運転が下手な人はサイドミラーをロクに見ていません
車線変更や右左折の時にしか見ない人もいるかもしれませんけど、その時に入るスペースがなく、ブレーキを踏んだりして他の車に危険を及ぼします。
※ポイント
「前7、後方・周囲3」ぐらいの感じで、常に状況を把握しながら運転しましょう
●目線を遠くに
初心者は特にそうですけど、車の直前(極端に言えば車のボンネット)しか見ていない人が多いです。
近くばかりみているようでは、脇道から急に出てくる車や、車飛び出してくる自転車や歩行者に対応できません。
また、住宅街などの狭い道で対向車とのすれ違いが困難な道では、すれ違いが可能なポイントを探りながら運転しないといけませんけど、目線が近いとそういったことも出来ません。
もちろんそんな状態で運転していれば、車も(下手をすると)酔っぱらい運転並みにふらつきます。
こんな状態では、的確な状況判断など絶対出来ません。
・道を歩くとき、足元をジーッと見ながら歩きますか?
・自転車に乗るとき、前輪を見ながら走りますか?
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たいていの人は、真っ直ぐ前を向いているはずです。
車の運転も同じで、まっすぐ前を向いていればいいのです。2~3台前の車あたりを目安とすればいいでしょう。
※ポイント
顔をまっすぐ前に向けて運転しましょう。
●車庫入れはサイドミラーのみで
初心者にとって難関の一つである”車庫入れ”
スーパーの駐車場などで悪戦苦闘する姿をよく見かけます。
よく窓から顔を出したり後ろを振り返って何度も切り返して必死の思いでバックしている人がいますけど、こんなのは論外です。
何のためにバックミラーがついているのかよく考えましょう。
最初のうちは車や障害物の少ない広い駐車場でサイドミラーだけを見て車庫入れの練習をしましょう。
ルームミラーも見る必要はありません。
直接目視しないと不安になると思いますけど、この練習をひたすら繰り返せば必ず上手くなります。
そうすることによってサイドミラーを見る習慣も付きますので、普段の運転にも必ずプラスになります。
トラックの運転手などはサイドミラーだけで必ず車庫入れできます。
もちろんこれは特殊な才能でもなんでもありません。
他の人に出来てあなたに出来ないはずはありません。
ただし、後方の安全確認は決して怠らないようにしましょう。
●峠を走る
1.ブレーキ
当然ですけど道路は直線ばかりではありません。交差点での右左折・カーブなど各所にあります。
ですから、峠などの曲がりくねった道を走ってカーブの限界速度を知ることが重要です。
まず、気を付けなければならないポイントととしては、長い下り坂や急な下り坂ではエンジンブレーキを使うことです。
峠(特にブラインドコーナー)で絶対NGなのは対向車線へのはみ出しで、これはもう対向車がいたら一巻の終わりです。
また、下り坂でブレーキを踏み続けるとブレーキが効かなくなることがあります。
ですから、状況に応じて3速あるいは2速に落として、フットブレーキに負担をかけすぎないようにしましょう。
2.スピード
特にカーブで重要なことは、オーバースピードにならないことです。
ですから、カーブに入る手前で充分スピードを落としましょう。
カーブの途中でブレーキを踏むと車の挙動が不安定になります。
特に、限界を超えるスピードを出してコーナー途中でブレーキを踏むと、滑ってガードレールなどに突っ込んだりスピンをしますので、やむを得ない場合以外はカーブの途中でブレーキを踏まないことです。
カーブではやや加速気味に抜けるのが理想です。
※ポイント
カーブは「スローイン、ファストアウト」が原則です
※注意
初めて走る道ではカーブのRの読み違えがよくありますので
特にスピードを控えめにしましょう
●高速道路
高速道路は一般道路以上に流れが速いので、初心者にとっては怖いかもしれません。
一方で、「歩行者の飛び出し」などといったことはまずありませんので、慣れれば決して走りにくいというものではありません。
とはいえ、やはり慣れていないと不安が多々あると思います。
高速道路において特に注意すべき点としては、加速レーンではブレーキを踏まないことです。
合流で入るタイミングを逸して加速レーンでブレーキを踏む車をときどき見かけますけど、これはやむを得ない場合を除いて決してやってはいけません。
加速レーンでブレーキを踏まれると、本線車道を走るドライバーは本当に怖いのです。
合流するまでに本線車道の流れに合わせてしっかりアクセルを踏みこんで加速をし、入るタイミングの微調整はアクセルで行うようにしてください。
もちろん、必要以上にスピードを上げすぎないことも重要です。
1.遅い車は左車線を走る
よく追い越し車線をのんびりゆっくり走る車を見かけますが、これは車の流れを乱すばかりではなく、後方の車が車間を詰めて煽ったり左から強引に追い越しをかけるなど、事故の原因となりますので決してやらないようにしましょう。
それに、追い越し車線をずっと走り続けるのは違反にもなりますので絶対やめましょう。
実際、高速道路では制限速度を20~30キロ程度(あるいはそれ以上)オーバーする車が非常に多いので、無理にそんなのに合わせる必要はありません。
流れを乱さないように、左車線を走るようにしましょう。
もちろん、あまりゆっくり走りすぎるのも逆に危険ですので、例えば80キロ制限であれば概ね80キロ程度で走るように心がけましょう。
2.「急」の付く操作をしない
高速道路で絶対やってはいけないのが「急ハンドル」です。
一般道路で20~30キロ程度ならまだしも、ハイスピードで走行中に急ハンドルを切るとコントロールが利かなくなり即スピンをしたりしてあっという間にガードレール等に激突します。
これはもう自殺行為ですから絶対にやめましょう。
例えば車線変更の時などは、80~100キロもスピードが出ていればほんの少しハンドルを切ればいいのです。一般道路の感覚で大きくハンドルを切らないようにしましょう。
また、高速道路では片手ハンドルは決してやらないようにしましょう。
あと、急ブレーキもやむを得ない場合を除いては絶対にやめましょう。
3.車間距離を多い目にとる
一般道路の感覚で走行していると、どうしても車間距離が狭くなりがちですけど、当然ながらスピードが上がるほど制動距離が延びますので、それに応じて車間距離を取る必要があります。
前方で事故やトラブルなどがあって前を走る車が急ブレーキを踏むことがあるかもしれません。
そんな時、車間距離を詰めているとブレーキが間に合わなくなります。
特にトラックが前を走ってる時は前方の視界が極端に悪くなりますので、より一層注意が必要です。
ですから、前を走る車が急ブレーキをかけても十分余裕をもって止まれるぐらいに離れておきましょう。
4.一般道路に降りる際にはスピードに注意
高速道路を長時間走行するとスピード感が鈍ります。
特に「速い」という自覚がなくても、思った以上にスピードが出ていますので、その感覚のまま一般道路を走るととんでもないスピードが出てしまいます。
ですから、一般道路に降りる際にはスピードメーターで速度をちゃんと確認して、くれぐれもスピードを出しすぎないようにしましょう。
5.その他
走行中バックミラーをちゃんと見る等の注意点はもちろん一般道路を走る時と同じです。
また、高速道路では特に目線が近くならないように一般道路以上に注意が必要です。
速度が速い分、緊急時の対応などもよりいっそう早くしないといけませんので、前方の状況をしっかりと見ておくことが一般道路以上に重要となります。
※注意
一般道路以上に、前方・後方・周囲の状況を常にしっかりと把握しておくことが重要です。
●他人の運転の様子を観察する
バス・タクシーなど、人の運転する車に乗る機会があればよく見ておきましょう。
もちろん全て正しいというわけではありませんけど、他人の運転というのは、必ず自分とは違う何かを持っているはずです。
特にプロドライバーの運転をよく見ておけば勉強になることが多々あるはずです。
いいところはドンドン取り入れて、技術を自分のものにしましょう。
運転技術を盗んでも罪にはなりませんので、遠慮することはありません。