団体ツーリングの最中だった。
途中、広い芝生のキャンプ場のゲストハウスで皆で昼食を摂っていた。
モロッコで見るような丈夫そうな土の家でどことなくイタリアンな雰囲気があった。
リラックスして楽しいひと時を過ごしていると、突如ゲリラ豪雨に見舞われた。
その日はそこにテントを張ろうかとパッキングを解き、使いやすいよう整理してたが雷雨は一向に止む気配がない。
仕方なく下ろした荷物をまた纏めカンパを着込んだ。
それまで”もうバイクに乗らない格好”をしてバカ騒ぎをしていた旧友たちもイソイソと身支度を始めていた。
急に辺りが明るくなり陽が差し込んで来るのが見えた。
夜が明けたのか?
いや、あまりの豪雨に夜と間違えるぐらい暗かったのだと知った。
清々しい青空が洗い流された鮮やかな芝生の緑に映えていた。