子供の持つ"ちから" | 砂走りネコの主婦な毎日

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ネコ二人、カメ一人、ヒト三人と楽しく暮らす
ぐうたら主婦の日記です。

震災以後、子供達の大人に及ぼす影響のあまりの力に感動している。

TVに映る笑顔とかどんなに周りの大人が励まされるだろう。


イヤ、自分でもちょっと実感がある

自分の生んだ子供達はもう"子供"を通り過ぎてしまったけど

実は地震のあった当日、
姪っ子さぁちゃんがインフルエンザの疑いがあると学校から帰されて一緒にいたのだ

ママはお仕事中なのでおばちゃんがお迎え行った。

夜遅くまで帰って来ない自宅にいるよりは
おばちゃんやおばあちゃんがいる家の方がいいだろうと連れて帰って来て、

それはほんのちょっとの時間だった。

遅めのお昼を食べた後、洗い物をしに階下に私がいる間に揺れ始めた。

ゆらゆらとした大きな揺れに

階段が上れなかった


さぁは泣きながら階段を下りて来て
二人で抱き合った。

「ごめん、一人にしてごめんね」

おばちゃ~んとしがみついたまま泣いているさぁちゃん

なぜか それだけで冷静になれた。

この子を守らなきゃ


その頃、大人初心者の娘は
実習先の保育園で、両手とお腹にしがみつく三人のお子様を抱えて
「大丈夫、大丈夫だからね」と言っていたらしい。


本当に子供は偉大だ。
パニックも甘えん坊も飲み込んで

ちゃんとした大人に変身させてしまうのだから