またこのネタ(オピオイド=アヘン)、しつこくすみません。
トラムセットを調べて、このブログにたどり着く方が多いことから
別枠で、過去記事をそちらに移動しました。
ところで、モルヒネなどは医療用麻薬として
取り扱う医師や薬剤師などに厳重な管理をすることが定められています。
「麻薬及び向精神薬取締法」というのが該当する法律です。
処方にあたっては、麻薬としての処方箋を発行し、
患者の動向に対して最新の注意を払うように決められています。
たとえば、デュロテップパッチでは
厚生労働省が以下のような留意事項を告知しています。
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T100122I0020.pdf
ところが、いろいろ調べてみると
すべてのオピオイドが麻薬と認定され、厳しい適用があるわけでは「ない」ようです。
たとえば、私が処方されたリン酸コデイン。
これは弱いオピオイドに位置づけられているようですが、
これは、麻薬の指定外になっています。
ですから、私が簡単に処方されたのですね。
トラムセットも、きっとアセトアミノフェンが入っているため
麻薬ではない、という位置づけなので、ペインクリニックではないところでも
処方を受けられるのでしょう。
しかし、いただいたブロ友さん(記事にしています)のメールでは、
かかっている医師はリン酸コデインを私のように簡単に処方しなかった、とのこと。
この方は、オピオイドの知識の豊富なペインの医師にかかっているため、
弱いオピオイドであっても、慎重になったのでしょうね。
このような医師もいるのです。
私は、「慢性疼痛」に対して、
オピオイドで治療を受けることに反対しているのではありません。
むしろ、シップ薬が出ていると知ってから、急に積極的に考え始めたほうです。
ただ、できる限り、患者も情報を仕入れて
処方を受ける場合は、信じられる医師から受けるべきだと思い始めています。
このところ、何度も同じことを書いていますが、
自分が不安に思うことを書いていますので、ご容赦ください。