行く科によって、病名が異なる、、というのは

私に限ったことではないと思います。


私のように、もらった病名に納得できず

さらにあちこちの病院に行くのは、本当に医療者泣かせ、医療費泣かせだとは思います。


どれかひとつの病名に納得できれば

それで私の気持ちは済むのか、とふと考えました。

そこで、

そして病名がつけばどんなメリットがあるのか

考えてみました。


・治療法が明確になる

(ただし、現状ではよほど、対処法が明確になっている病名以外、

今の慢性疼痛でも、その他、脊椎関節炎でも、仙腸関節炎でも

線維筋痛症でも身体表現性疼痛でも、

投与される薬の順番が違うだけで、それほど薬の種類、治療法が大幅に変わることはない)

       

・周囲の対応が違ってくる

(ただし、その病名がある程度市民権を得ていないと、「なにそれ」で終わってしまう可能性がある)


・医療費の補助が受けられる

(ただし、特定の難病だけ。リウマチなどのように患者数が多く、特定疾患に該当していなければ

自己負担はこれまで同様。強直性脊椎関節炎のように、東京都のみ対応で、他の自治体では

特定疾患以外となる病気もある)


・障害年金が受けられる

(ただし、これも同様に特定の難病であったり、日常生活が困難であると認定される場合のみ。

寝たきりや閉じこもりで暮らしていても

たまには、病院に1人でタクシーで行けるという私の場合、

障害年金の申請書類のための診断書すら医師に書いてもらえることはないだろう)


・・・これくらいしか思いつかない。

いずれにしても、あまりメリットはなさそう。

病名よりも、日常生活のレベルで判断してほしいものです。


以前、現在の政権与党が、障害者の概念について

身体的レベルではなく生活レベルで判断するように変更する、という

ことを検討している、とニュースで聞いた記憶があるのですが、一体あれはどうなったのでしょう。


地震に加え、党内のごたごたでそれどころではないのでしょうね。

もちろん優先すべきは、地震対策なので

あまり政治的な内容は控えます。


いずれにしろ、現在の体の状態では、病名がつくメリットが大きくはなさそうです。