前回の書籍でご紹介した大野裕氏は、精神科医であり、日本の認知行動療法の第一人者です。
どなたかを書くことはできませんが、ある著名な方もこの方の治療を受けていらっしゃいます。
この方が監修、発案したパソコンや携帯で、
認知行動療法ができる「うつ・不安ネット」。
私は、4件の精神科を受診(結局、整形外科などからたらしまわしにされたのですが)した経験がありますが、
明確な「うつ病」、という診断は受けたことがありません。
というわけで、抗うつ薬も飲んでいません。
しかし、ときにはちょっとしたことがきっかけで
落ち込んだり悲しくなったりします。
このため、気分転換を図る認知行動療法は、自分にとって役立つものだと思っています。
もちろん、これですべてが解決できるわけではありませんが、
視野が狭くなって自分を責めているような苦しいときは、5分でも、いえ1分でも
その状態から
解放されることが大切だと考えています。
上記のサイトは有料ですが、一部を利用できる1週間の無料おためし部分があります。
私は、以前から上記のサイトがあるのを知っていましたが
「自分でノートに書いてやれるものだ」と思っていたため、
登録はしませんでした。
それでも
昨日、気が変わって登録して、やってみました。
以下、私が感じたメリットとデメリットです。
<メリット>
・活字を手で書かなくてもよいため、早く終わる
・書いた内容を対比する画面構成のため、次のステップにて回答を書きやすい
・大野医師が回答の間に、励ましの言葉をはさんでくれる(パターン化されているとは
思いますが)、個別に語りかけているわけではないとわかっていても、なんとなく癒される
<デメリット>
・無料体験版でやれることは、普段から自分がノートに書いてやっていることなので
費用を払ってまでやる必要があるのか
・パソコンでの入力が速いため、回答をあまり考えずに、思いつくまま書いてしまい、
本当に自分の考えを広げる結論になっているかは疑問
もう少し、トライしてみて感想を書いてみたいですが、
落ち込まない限り、あまり使う気にはなれないのですよね。
トライアル1週間の間に、そう何度も落ち込むことがあっても、まずいのが現実です(笑)。