できるだけ、読んでいただく方の役立つ情報を書きたいと思ってはじめたブログですが、
地震がまだまだ終息せず、原発のこともあり、通常の生活をしていない方が
数多くいるため、今日は地震と原発について思うことを書きたいと思います。
批判も出るかと思いますが、それはそれぞれの考えなので、いずれの方の分も
認めたいと思います。
私の友人で、もう随分前から月に10日(連続ではなくばらばらのようですが)ほど、
電気のブレーカーを落として
生活している人がいます。
この人は、ごく普通の人ですが「原発で生産された電気は3分の1あるため、
その分を自分は使用したくない」という理念でこのような行動をしています。
私たちは、電気というものが当たり前にあると思い込んでいるようですが、
発電のためには、原発に加え、火力、水力など、いずれも環境に負荷を
与える方法が通常になっています。
そして、今回問題と考えるのは、
電気の製造場所と、使用場所が異なる、ということです。
原発は各地にありますが、東京電力や関西電力の場合、電力を使用する管内には
ない場合がほとんどだったと記憶しています。もし、誤りがあったらすみません。
つまり、消費地と生産地が異なっているのです。
ここで、どうしても問題となってくるのが
消費地重視の観点。
消費地が強く、生産地はなかなかNOといえません。
本来、モノは製造するほうが強気なはずなのですが。
私は、原発の存在そのものには微妙なものがありますが、
消費地と生産地は、同じ地域にすべきだと昔から思っています。
そうすれば、今回のように特定地域の方だけに
とんでもない生活の不安、恐怖、無念さを与えることは
なかったはずでしょうに。
自分も今、パソコンを使っています。この瞬間にも
電気を使っています。常にそのことを忘れないでいたいと思います。