けさ目が覚めたら、右目があまりにも痛く、

全く目を開けられませんでした。


実は、3ヶ月ほど前に、左目で同じ症状を経験しました。

その際、眼科にかかりましたが、診断名は「再発性角膜びらん」でした。


私は、コンタクトは使ったことがありません。

眼科にかかったことはありますが、人生で2度だけ。

ゴミが入ったときです。

つまり、目はすこぶる健康だったということです。


3が月ほど前の診察の際には「以前も同じような経験をしているはず」と

言われました。

が、何もしていないのに、朝突然痛みが出るのが

病気の特徴の「角膜びらん」という経験は初めてでした。

眼帯をつけたのもはじめてです。


今回、同じ痛みだったので、医者には行きませんでした。

残っていた目薬と眼帯をしていたら、少し夕方になって

ラクになってきました。やはり、同じ病気だったのでしょう。


以下は、

全く関係がないかもしれませんけど、今回のことで考えました。


私はリボトリールを数ヶ月服用しています。

その副作用の一つとして、「目のかすみ」があがっています。

実際、私はここ数ヶ月前から目がかすむようになっています。

最初は、「年のせいかな」(笑)と思っていたのですが、

かすみ方が、どうも変な感じです。


たまたま、薬の説明書を見ると、「かすみ目」が副作用の項目にあり、

それで納得しました。


今回の角膜びらんは、リボトリールと関係あるかもしれないし、

関係がないかもしれません。


製薬会社に問い合わせても「関係ない」といわれるのが落ちでしょう。

企業では、臨床試験を行っているからです。そして、私のいう角膜びらんは、

副作用の項目には入っていません。


しかし、

海原純子著『会社でうつ 休むと元気はつらつな人』という本では、

「医学研究のデータでは100のエビデンスのうち、23件が2年以内につくがえされ、

そのうち7件は発表された時点ですでにくつがえされたという」とあります。


新薬が発売されるときには、いつも「副作用がない夢のような薬」と

言われます。パキシルなどのSSRIが典型でしょう。合う人には合うのでしょうが、

しかし、現在、パキシルは攻撃性が増す、自殺をする意思が強くなる場合があるとして、

厚生労働省が使用方法に注意を呼びかけている薬です。

これは、臨床段階ではわからなかったことです。

多様な人々が使ったからこそ、見えてきたことなのではないでしょうか。

薬は、病気に対して処方されるものではなく、本来、個々人に合わせて処方されるべきものの

ような気がしています。


私は、角膜びらんが薬のせいとは完全に言い切れないことはわかっています。

まして、それが副作用であったとしても。

今、少しでも

痛みがひいている以上、薬をまだ止めることはできません。

しかし、飲みだしてから、目に異変が起きているのは事実です。


副作用のない薬、安全な薬はないと思います。

ですから、自分自身、どこで線をひくか、

効果はどうなのか、耐性はどこまでついているか、

今後、どのような副作用が表れるのか、

そのためにいつまで飲んでいつ止めるのか、

ということなどを、ずっと考えています。