病気になってなや何年。ついた病名の定義をはじめ、一通りの情報を仕入れ、

最新の論文にも目を通すなど、情報収集には常に気を配っています。


しかし、体はなぜか悪化するばかり。こうなって

外出もできなくなると、知り合うのはネットの世界だけになってしまいます。


ここでわれながら困るのは、最近病気になった人に先輩づらをしてしまうこと(汗)。

メールでついつい余計なアドバイスをしてしまいます。

みんなすでにいろいろな情報をもっているのにね。

老婆心、注意しないと。


また、逆に、メールをいただく患者さんからは、

「あなたはこういう治療が合う」「あなたはここを治療すればいい」と

言われることもあります。

そういった内容はすでに知っていることばかり、

あるいは試したことのあるものばかりしかないのですが(残念)。


メールでのやりとりは文字数も限られており、自分の情報もあまり伝えられないため、

こういったことが起きてしまいます。


これは、最初に自分が病気になって〇年、ということを示すからなのです。

相手の方が、自分より、病歴が長いとこのようなメールをいただきます。


最初の自分の話は、私が新しい方に対して病気の先輩づらをしていることになり、

後の話は、相手の方が私に対して先輩づら(失礼ながら)をしていることになります。


病気に先輩も後輩もないのにね。お互いが、自分にあった治療を見つければ

それでいいこと。ああ、気をつけよっと。