実は、8月末から新しい家族が増えました。
譲渡会の案内やニャンズマーケットのことなど、
お知らせをしなくてはいけないことが多く、
お知らせが後になっています。
うちには、
里親になった白3兄妹に、
永遠の保護猫のナナとハート姉弟がいます。
6匹目になるのは、
ユアちゃんといいます。
猫後天性免疫不全症候群です。
FIV猫免疫不全ウイルスが、発症している状態、
いわゆる猫エイズです。
ナナも同じく、FIVウイルスキャリアで、
今のところ、無症候キャリアです。
年齢は、不明ですが、
獣医師見立てでは、かなりのシニア。
お顔からしたら、10歳以上は確実かな?
お外にいたので、一気に老けた可能性もあります。
耳カットもあるさくらねこさんです。
が、
ずっーと、お外にいたのではありません。
飼い主のおじいさんが亡くなり、
どのような経緯かはわかりませんが、
お外の猫になって3年だそうです。
ご近所の焼き鳥屋さんで、フードをもらって生き延びていました。
大きな道路沿いで動けなくなっていたそうで、
行き倒れ状態に、
ボランティア先輩のにゃんクルーYさんに連絡が入り、
すぐに、レスキューに動かれました。
*Yさんに助けてもらった初日。
助けてもらって、ラッキーキャットだ!
一緒に子猫がいたそうで、親子というお話でしたが、
子猫はなぜか、どこから来たのかくっ付いてきたそうで、
親子関係ではありませんでした。
(子猫はYさんが保護)
この子が気になって気になって、、、
寝れませんでした。
そうれなら、行動する!
頭の中で、いろんなベクトルが交差したり走査したり、、、
1、
Yさんは、仕事もされていますし、
保護猫が沢山います。
その上、
猫エイズが発症している猫がいると、
おうちの猫さんにもかなりの負担が大きいです。
2、
うちには保護部屋に1ケージ空きがあり、
子猫の預かりは、シニアのうちの子達はしんどいようで、
預かるなら静かな子と思っていました。
(特にナナはフードを食べなくなります)
ちょうど、
仲間保護で、強制給餌が必要なスコティッシュの
リナちゃんを看ようと思っていたところ、
仲間の旦那さんが、
あまりのかわいさに手放せないということで、
空きがありました。
3、
そして最大の理由、
その子は、白猫です。
ボロボロでガリガリの白猫。
うちのぬくぬくぶくぶくとした白猫達が
幸せそうにしている傍に、
苦しそうにしているこの子を、
ほっとけない。
少しでも幸せを感じて欲しいと・・・
Yさんからは、
「多分、看取りになりますが、大丈夫ですか?」
と、念も押されました。
1日、1日を一緒に積み重ねてゆきたいと思います。
覚悟はできているのか、わかりません。
すぐに、
Yさんと病院で待ち合わせし、
先生からの注意事項をお聞きしました。
*病院で。
保護当時は2.6kgでしたが、
Yさんの手厚いお世話で、3.1kgになっていました。
そして、夜に再度、Yさんが来られ、一緒に、
毛玉をカットし、シャンプーをしました。
身体中に、ノミがいて、そのノミ糞で真っ黒でした。
*短毛種なのに、うろこのような毛玉が、顎下からお腹、
下半身に固まってました。
きれいになった体に嬉しのか、
グルーミングをし始めてくれました。
お薬が効いているのか、
しっかり、フードを欲しがります。
カリカリもお代わりします。
生きることは食べること。
食べることは生きること。
Yさんには、ゆきちゃんという名前をもらっていましたが、
私のお願いで、「ユア」ちゃんに変えました。
あなたのーYOURです。
ユア、今まで、よく頑張ったね!
おそらく、元気になるという希望は厳しいですが、
残された猫生を、幸せに生きて欲しいです。
これから、ユアちゃんの生き様を、
お知らせしてゆきます。
終活になるかと思いますが、
このストーリーが長く続けられるように、
お世話をさせて頂きます。
ご無理のない範囲で、
そっと、
見守り、寄り添っていただければと思います。
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2019年
〜キャットソシオン子猫
と成猫の譲渡会〜
9月幸せ探しの譲渡会
*第67回*
日時:9月21日(土)13:00~16:00
場所:大阪市都島区都島本通3−26−29
(地下鉄都島駅から東に約4〜5分)
CatSocion Galerie et Maison
子猫譲渡会譲渡会参加費のお願い
参加寄付費:大人一口¥500 (子供無料)をお願いしています。
不幸な子猫を増やさないため、猫たちの医療費と
100匹TNR費に寄付させて頂きます。
どうぞ、ご理解、ご協力をお願い致します。