小春ちゃんの思い出ダイアリー | CatSocion*啓発活動中

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幸せを待っている猫のために・・・

小春と名付けた地域猫さん。

小さなメス老猫でした。

 

 

2015年大阪市中崎町にキャットソシオンギャラリーができた時、

 

かの有名な◯クロウカフェの隣の駐車場で見かけていました。

 

十字路にある雑貨屋さんで、フードとお水をもらっていて、

耳カットがないので、店主に聞くと

「もう、手術はしてある!」と、強い口調で、返答。

 

キジのようだったので、「メス?オス?」と尋ねると、

「知らん!」と、言い放つと店の中へ。

 

これ以上、関わりたくない様子でした。

 

 

*初めてギャラリー前で見た時に、ひどい毛並みにびっくりし、

先生に相談し、抗生物質、レボリューションの投与をしました。

歯がないため、食事も黒缶を中心に

 

 

それから、1年ほど経って、

ギャラリーの真ん前の餌やり宅にご飯をもらうようになり、

 

2016年5月くらいに来るようになったので、「小春」と呼んでいました。

 

ある日、体の上半身がキジ、下半身がサビと柄になっていて、

大きなハゲのようになっていて、

さらに、よく見ると、

上の歯がもうなかったのです・・・

 

 

*ものすごい酷い特徴のある毛並みでした。

 

 

体は小さく、ガリガリで、

恐らく、栄養が足りないのだろうと、

ウエットを毎日、あげるように。

 

 

秋くらいには、全体的にもキジ柄にもどり、

肉付きも良くなってきて、

意地悪をしていたポンちゃんとも折り合いをつけて

過ごしていました。

 

 

*夏から秋にかけて、栄養のバランスが良くなったのか、

毛並みがきれいになってきました。

 

 

 

寒い冬には

猫巣箱にカイロなど入れて、

おうちに入れてあげれない虚しさをず〜と感じていました。

 

毎日、小春ちゃん、ごめんね。と...

 

*大好きなシーバは飲み込むように食べていました。

 

ネコ嫌いの方、

ネコ好きの方が

混在する、この小さな路地で、

ネコ好きの数件からもフードを貰ったり、

 

バザーやイベントに来る方々にも

「小春ちゃん、ご飯、待っていますよ〜」と言いながら

フードを持って来てくださったり、

みんなに可愛がられていました。

 

 

*一番好きな小春ちゃんの画像です。

 

 

中崎観光客には、「かわいい〜」とカメラに撮ってもらっていましたが、

誰もおうちに連れて帰ってくれることはありません。

小さいので、

「子猫かなぁ〜?」とも。

いえいえ、かなりのお歳ですよ^^

 

 

 

 

寒い寒い冬を乗り越えてくれました。

 

春になれば、過ごしやすいね〜と

思っていたら、

6月くらいから食欲が低下し、

7月に入ってからは、

顔を見ると寄ってくるので、

スープ系のウエットをいろいろ試しましたが、

ひと舐めくらいで、終わり、

次第に何も食べなくなりました。

 

 

 

 

そして、

福嶋吾然有さんと松下せいさんの二人展開催初日、

絶対にギャラリーの中に入ってこないのに、

その日は、玄関まで入り、

「小春ちゃん、もうここにず〜といていいよ」と、

ワタシも看取りを意識し、覚悟をし、

ドアを閉めました。

 

 

 

 

二人展の初日だけど、

猫好きの方が集まるので、

小春ちゃんがギャラリーにいても

何も問題はない。と。

 

でも、ドアを閉めると、

出たい!とドアをカリカリしだし、

パニックになり、

あえなく、外に出しました。

 

 

おうちの中は、やはり、怖いのです。

きっと、ず〜と、外にいたのでしょう。

 

 

この日、

関東から、知り合いの獣医師のK先生が二人展に来廊くださり、

いきなりで申し訳なかったのですが、

小春ちゃんを診て頂くようにお願いしました。

とっても親切に時間をかけて触診もして頂けました。

 

初めて獣医師に診て貰えました。

 

もう何も食べない。

スープも、大好きなちゅ〜るも。

OS1を飲ませてみてくださいと。

 

仲間のなみこさんにお願いして、購入してもらい

飲ませようとしましたが、

全く口にせず。

 

それから、次の日、

7月22日以降、

小春ちゃんの姿はみません。

 

 

 

ひょっこり帰ってくるかな〜と

思っていたのですが、

あれから、2ケ月近くなります。

 

 

最後のこの画像、

ず〜と、ギャラリーの正面にこうしていていました。

お別れの挨拶だったのでしょうか?

 

 

 

もう遅いことではありますが、

都島の保護猫シェアハウスに入居開始になれば、

連れて行く予定で、

サポーターさんにも、そのようにお願いしていました。

 

 

もう少し、待ってて欲しかった。

もう少し、早く動けばよかった。

 

後悔ばかり残ります。

 

 

長い間外にいた子の保護は、悩みます。

 

入れた方が幸せなのか。

外の方が幸せなのか。

 

多分、悩んでいる時点に、

ニンゲンもネコも答えを知らないのだと思います。

 

 

どっちがいいかでなく、

どう動いたかで、

ニンゲンがその曖昧な気持ちに、

折り合いをつけてゆくのだと、思うようになりました。

 

 

 

小春ちゃん、

おうちのネコにならなかったけど、

地域猫として、

毎日その時間、それなりに、

幸せに暮らしてくれていたとそう、思えます。

 

 

地域のどこかに体を休め、

しずかにひとりで、虹の橋に向かったのでしょうか?

それとも、ひょこっと

戻って来てくれるのでしょうか?

 

 

小春ちゃん。

とっても穏やかで優しい子でした。

 

声をかけて頂いたり、

小春ちゃんへとフードを頂いたり、

可愛がっていた方々、

ありがとうございました。

 

 

地域でひっそりと生きた小春ちゃんのこと、

決して忘れないです。

 

 

 

 

1)ーーーーーーーーーーーーーーー

 

若干、お席があります。

 

ペットライフネットさま主催の猫茶会

9月23日(土)

愛猫のため、”またたび入りねず公”を作ってみませんか?

 

 

 

 

2)ーーーーーーーーーーーーーーー

 

色々なもの

ファイナルバザー:投げ売りします。

9月24日(日)13:00~18:00

 

@キャット・ソシオンバザー

 

 

3)ーーーーーーーーーーーーーーー

 

9月28-29日

11:00~18:00

 

大阪ガス主催ふれあいバザー

ペットライフネットブースに参加

*入荷(物資)の洋服を沢山、持って行きます

新品有名ブランド衣類ー¥1000から

 

4)ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

10月7日(土)13:00~16:00

 

幸せおうち探しの子猫譲渡会

 

@キャット・ソシオン