NPO法人ペットライフネットさんは高齢者とペットというテーマに取り組んでいらっしゃいます。
なので、タイトルに「高齢者」がつく。
うちのギャラリーに今回のチラシを置いて、配布するも、
「高齢者?」といって、受け取られない方が多くいらっしゃいました。
観点はそこであっても、焦点ではなく、フィルターもそれほどかかっていません。
大勢の方が、熱心に聴講されていました。
今回は、取材データを裏づけに、
ペット産業のお話を朝日新聞の太田匡彦氏から、
お聞きする機会でありました。
恐るべき、
猫ブームは、犬ブームと同じ経路をたどるだろうと。
以前の人気犬種、ミニチュアダックス、チワワ、
そして、最近はトイプードルが捨てられています。
ネコノミクスにネコブームになり、純血種のネコが高騰しているそうで、
特にスコティッシュフォールドの人気は絶大です。
そのスコティッシュが、動物愛護法に低触するのでは?という記事も最近ありました。
要は、疾患のあるとわかっている種を、繁殖するからです。
ペットショップの指導で、
もっと、売るための純血種を作れ〜と、
契約ブリーダーを集め、
猫の就寝時にも蛍光灯をつけて、
日照時間の操作をし、繁殖を促そう〜とマニュアル指導があるそうです。
涙がでます・・・
ニンゲンではない命の尊厳を、微塵にも思っていない鬼畜な人たちにより、
大量生産されているのが現実で、
それが加速と増加しているのです。
今日のセミナーに向かう道中に、偶然、目にしたのは、、、
大阪の中心である、グランフロント大阪に隣接し、
海外からの観光客も多く通る一等地に
ペットショップがオープンしました。
(ZARAHOME を出てすぐ)
こんな目立つ場所に、、、
なぜ、ペットショップが必要なんだろう。
考えないのでしょうか?
この子たちは、どうして産まれたんだろうか?
どうして、値段が付いているんだろうか?
子犬、子猫ばかりで、大きい子はどこに行った?
想像しないのでしょうか?
西山先生からは、
「猫を看取るのは誰か?」〜保護猫が問いただす”いのち”の課題〜
をテーマにお話をされ、
ボランティアの疲弊。
行政にすべきことはもっと、あるのではないか?
そして、ホスピスや老猫ホームの必要性を考えるなど、
安楽死という言葉も出て、
辛く厳しい現実を突き付けられました。
パネルディスカッションに
弁護士の細川先生、大阪ねこの会の荒井りかさん(隊長)と、
動物愛護法や多頭飼育、高齢者問題などをお聞きできました。
とても充実したセミナーでした。
詳しくは、後日、ペットライフネットのHPで、ご覧下さい。
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第16回:子猫の里親会&一時預かりボランティア説明会
日時:8月5日(土)
時間:13:00〜16:00
*一時預かり説明会は、13:30~
*予約は不要です。
場所:大阪市北区中崎西4−1−30
キャット・ソシオン ギャラリー&サロン
*参加費:¥1000~ (小さなお礼品付き)
*参加費は、全額を保護主へお渡し、
子猫の医療費に大切に使わせて頂きます。