オープンテープレコーダー

 

 

ナショナルモニターシステム モデルPQ-703D

モノラルアンプスピーカー内蔵型オープンデッキ

 

この手の音が出るオープンデッキを探していました。

 

というのも、こういうの小学生の時持ってました。

 

学校から帰ってきて、くるくるテープが回るのが楽しくて見てましたが、急に無くなって親に激怒した思い出があります。

その後、ナショナルのカセットポンを買ってもらったのですが、やっぱりオープンの方が良かったですね。子供ながらに音質がカセットの方が音が細くて聞きづらかったのを覚えています。

 

さらに欲しくさせたのは、数年前にみた「ひそひそ星」という映画があるんですが、その主人公のアンドロイド鈴木洋子がこの様なテープレコーダーを使って音声日記をつけるシーンがあるのですが、それを見ていたらそれがどうしても欲しくなりました。

 

 

ひそひそ星

http://hisohisoboshi.jp/

 

 

 

ネタバレはかなりB級映画です。

監督は園子温。

「冷たい熱帯魚」という愛犬家殺人事件の実話を映画にした監督。

 

 

 

 

ドフのジャンクコーナに置かれてて、最初見たとき使えるのかコレっておもいました。

 

値段は税込み3300円だったのですが、まるきりのポンコツだと粗大ごみになるので、一度家に帰り、翌日テープを持って行きました。

 

音楽を始める前は、かなりイカれたオーディオマニアをやっていたので、オープンデッキを4台持っていたので、テープなら家に転がってます。

 

 

再生した所、音が出ました。

 

おっ!アンプは生きてる。

走行系もオッケー

 

流石、昭和の日本製、今でも動く。

担いで帰ってきました。

 

問題は録音できるかどうか

 

 

VUメータは録音の時にだけ機能します。

 

肝心の音ですが、録音してみたところモノラルなだし、ハイクオリティではにけど音がしっかりしていて聴きやすい。

 

今のデジタルの音ではでないウォームな音。

 

試しに、S I N Gの寄明月を録音。

ボーカルもくっきり、低音もでてます。

BGMには使えます。

 

BGMならステレオじゃなくても十分。

それにしても、メカ好きにとってはこれはいいオモチャです。

 

万が一、故障してもモーター系とメカニカルが馬鹿にならなければ、使われているパーツは旧式のコンデンサーと抵抗器だとおもうのでモノタロウで揃うはず。

この時代ではまだトランジスタか真空管。

集積回路は存在してないから、治せる可能性がある。

 

壊れるまで、とりあえずオモチャとして遊ぼうと思っています。

 

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