ローランドS−50 SDカラーバージョン
とうとう手に入れました!!!
これ、おおよそ30年くらい前に愛用していたサンプリングキーボード。
経年劣化で、ポンコツになり「お陀仏」だったのですが、修理改造が可能なのを知って死にものぐるいで貯金。
その間、古いシンセサイザーはいくつか買ったけど、それ以外は貯金に回す。食事も100%自炊(コンビニのお弁当なんて高価過ぎて買えない)。外出の時お腹が空いたら我慢して一食抜くなんて当たり前。
それまでして、欲しかった
ローランド S−50
改造モデル
とうとう手に入れました。
前回は、カワイK4の修理などで資金繰りができず、修理も出来ず、6月にヤフオクに出品されていたのだけど、見送った(T_T)。
今回はお金が貯まってきたのでそろそろ自分のS−50を修理に出そうかとしていた所、ヤフオクをたまたま覗いたら、なんとステディワークスさんから、S−50がまた出品されているではないですか!
この出品者さんなら保証付き!
カワイK4を修理に出した修理屋さん。
完璧な修理で帰って来たので、信頼性100のお墨付き!
パーツ類も交換修理してあるみたいで、修理にするかこれにするか悩みました。
多分値段的にも変わらないし、ステディワークスさんは腕がいいので、これが欲しいぞとなったのですが、あ〜あ、悔しい事に、その時点でオークション締め切りが残り2日。
給料日まであと、一週間はある。
そこでダメ元で、ステディワークスさんにメールした所、お給料日まで待ってくれました。や、優しいっすな(*´艸`*)
ステディワークスさんは古いマシンを完璧にリペアしてくれる神様みたいな修理屋さんです。
古いマシンに愛着があるんだけど、壊れてしまって困っている方は、処分する前に一度相談してみるのもいいかも。
HPはこちら↓
https://www.steadyworks.jp/index.html
ドライブのコンパチ化は構造上出来ないらしくSD化のみなのですが、これがまた凄い内容。
修理じゃなくて、こっちで正解だった。
というのも、
このようなディスクが付属してきて、この中にはS−50のメーカーオリジナルデータがぎっしり詰まっていて、ビックリ。
当時、欲しかった音源が詰まってました。
最初、箱を開けた時にこれが最初に見えて、ドライバーソフトかと思い、あーウチはリナックス。
ウインドウズとかマック持ってない(T_T)ってビビったんですが、一般的なデータ形式のCDロムでした。
起動もちょっとオリジナルと違って、あらかじめ切り替えが必要で、そこは直ぐ理解できたんだけど、どうやってデータをロードするんだろコレって、舞い上がっているので冷静になって取説熟読。
見事に立ち上がりました。
データローディング(起動)画面
懐かすぃ〜♪
今となっては昔のファミコンぽいけど、当時としてはカラー表示は最新鋭だったのですよ。
あ〜、これこれ。これだよぅ(^q^)、見てるだけでワクワクする。これを肴に一杯イキたいっすねヽ(^。^)ノ
(ダメだ、断酒中。肝臓がぁ)
マシンがOSと音色を読み込んで最初に出てくる画面。
う〜ん。タマラン。
コレコレ♡
ヨッシャーつーんで、早速波形エディターモードへ。
これがS−50の真骨頂。
ここを、イジくり倒す事でこのマシンの個性が発揮します。
自分でサンプリングして編集する場所。
これによって、シンセサイザーとは違ったサウンドが作れるのですよ。
今ならPCで多分もっと凄い事が出来るのでしょうけど、自分はこのマシンがとっても好きなのです。
今のマシンからしたら、面倒くさくて、ノイジーで、出来損ないなんだけど、それがまた良いのですよ。
味という奴ですかね。それがコイツにはあるのです。
サンプリングした波形は、このモードで似ている所をさがしてループをかけると、音が繋がってあたかも連続して鳴っているかのようになるのです。
この作業が、実に面白くて面白くて、一日中でも熱中してられます。
SDになったことで、一枚のディスクに沢山の音色データが格納できるので、非常に便利になりました。
FDも捨てがたいのですが、記録媒体はタフな方が絶対に良い。
ただ、ライトプロテクトがないということなので、上書きしないように気をつけないとなりませんが、バックアップを撮るのは、古いPC使いとか昔のマシン好きなら誰でも習慣がついている事なので、あまり気にしなくても良いでしょう。
これで、益々やる気が出てきましたあ〜。
スタジオに、このモニター画面が立ち上がっているだけでもかなり自分としてはテンションが上がるのです。
俺のスタジオだぜ〜って…(⌒▽⌒)
また、一歩進みました。
これで、一本、二本は動画撮れるな、頑張ろうっと(^O^)/
本日のBGM:五島良子(ごしまよしこ)
/exit