いきなり電気の回路画像ですみません。

 

素敵なアクセサリとかバックとか、かっちょいいバイクなどは出てきません。

ここは、レガシーシンセオタクのお部屋です。

 

先日、メルカリでARTのTPS(チューブプリアンプシステム)Ⅱの出品通知が…

一通り読んでから、即買いでポチりました。

 

寝室にあるステレオのレコードプレーヤの出力にART TPSを使っているので、スタジオでも使おうと思って前から探していたやつなのです。

 

これを繋ぐと、カタログにかいてあるような、いかにもこれぞ真空管のサウンドが出てくるわけではありません。

そもそも、これは純真空管プリアンプではなくて、トランジスタで増幅した音を真空管に送り色つけをしているエンハンサー(エフェクター)なのです。それでも音の輪郭をコントロールするのに役に立つ代物です。

自分はサウンドリメイクがとっても好きなので、この手のおもちゃには目がありません。

 

http://www.electroharmonix.co.jp/art/tps2.html

上記はARTのTPSⅡのサイトへジャンプしますので、興味のある方は参考までに。

 

 

 

さて本題。

 

電源をいれると、ガサゴソ煩いぞ。

値段も手頃な中古品。新品同様な状態なあるわけがないのですね(@_@)。

 

蓋を開けて基盤チェック。

コンデンサーのチビリもなく回路には異常なさそうです。

 

 

 

TPSの売りである味の素式真空管。

 

 

 

 

 

中華の真空管がちょっとホコリで汚れっぽい。

外して掃除。

 

 

 

ガサゴソ煩いのはこのボリュームが接触不良でガリってます。

これは予想していたので、早速分解に入り接点クリーナで掃除してガリを除去。

 

 

 

スイッチも同様にクリーニングして回復。

 

 

 

 

 

 

中華管を外して今回は、昭和の時代に松下電器(ナショナル)が作った12AX7を装填して見ることにしました。


 

 

 

ジャンクな国産真空管ならNECとか東芝とか日立とかストックがかなりあるので、交換して楽しむのには良いかと思います。

ハイミーに味の素…、ちょっとは味が違うぞ?みたいな風に使います…

 

 

 

 

 

電源をいれると、正面からは真空管が光って見えるのですが、これはフェイク。

後ろにLEDが光っていて、いかにも光っていますの演出。

最初見たときは騙された。ここまでフェイクに徹底してるとかえってファンになる。

 

 



 

おお!これぞARTの音!!

エンハンスド、ガチガチ。

自分はすきですねぇ。こういうの。

 

 

また、いいおもちゃを買ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

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