車にトラブルが発生してしまい、予想外の出費。ケーブル不足分に当てようと思っていた予算が消えました。
それなので、音楽活動経過ならびにプログのアップデートができませんでした。
飛んだ出費で凹んでここ10日位まともにスタジオをいじっていなく、ネタがないので今回はこれを紹介します。
ご存じの方は知っとるわい、コレかよ!ってなるとおもいますが、自分は初めてなので紹介したく思います。
これは、学研の大人の科学という本についてきたと思われるアナログ・シンセサイザーです。と言うのも、実はメルカリで出品されていて、とても面白そうなので購入させて頂きました。
実践演奏はとても難しいのですが、これの前のモデルで多重録音をされた方が居まして、それをまず聴いてみて下さい。
これが、その動画です。
2011/04/28 に公開
学研 SX-150 のみで演奏した"星に願いを"When You Wish Upon A Star
どうです?
凄いと思いませんか?
多重録音の成果、この方のテクニックと根性には脱帽というか、凄いです。
それでは、このマシンの構造を見ていきたいとおもいます。
オモチャなので、簡単な説明になりますけど、シンセの基本は学べます。
ご覧のように、このシンセサイザーには鍵盤がありません。
このスライダーの上を電極走らせ、通電させて音程を変えます。
実際にやってみると、とても難しくこれをコントロールするには相当な技量が必要です。
みよわわん〜んて、なんとなくテルミンみたいな音になってしまいます。
それでも機能はちゃんとシンセサイザーしているんですよコレが…。
VCO(発信器)に当たるセクション
波形は鋸状波と矩形波を搭載しています。
音程エンベロープとLFO(低周波制御器)によってウネリを作ることができます。
VCFにあたるセクション
カットオフとレゾナンスが搭載されアナログ特有の「みょんみょん」したサウンドも作れます。
エンベロープだって付いています。
これを弄っている内に偶然猫の鳴き声が出来たので、本物の猫に聴かせた所。一匹の猫はなんだ?なんだ?ってよってきて、もう一匹はシャーって逃げていきました(*^^*)
このマシンの凄い所は入力端子を備えていて、ここに他のシンセサイザーなりキーボードなりをつないでフィルターが掛けられる懲りよう。
アウトプットからはライン出力がえられるのでそのままサンプラーに送ることが出来ます。
こんなオモチャなシンセサイザーなのですが、基本はちゃんと押さえてあって、圧巻な出来栄えだと思います。
流石に自分には演奏ができそうにありませんが、音色を作ってサンプリングしてしまえばMIDIでコントロールすることが出来るので、ウチのMIDIシンセサイザーの戦力になりうるマシンなので、これの使い方を考えるとワクワクしてきます。
/exit