今日は、暗いお話し。


最近、猫の保護活動をしていない皆さんでも
耳にする〝多頭飼育崩壊〟


飼い主不明猫のノラ猫問題より深刻な
人間の無責任さの虐待。

当人は虐待どころか、猫たちのゴハンの為に一生懸命働き、考えられないほどの汚い部屋で一緒に住み、猫たちのお世話をしていると思っている。
なので、当の飼い主から連絡が来る事はほとんど無い。


猫は鳴き声も無く、外から見える事が少ないので、人知れず増え過ぎた猫が家から溢れ、
幸運にも?外へ脱出した猫の姿を見る。

また、家からの糞尿やゴミの匂い、ハエの大量発生などで近隣の住民の苦情が出て、
初めて表沙汰になる。



これからお話する現場は、

何年も前から、20匹もの未手術の猫を飼っている人がいて、その飼い主の知り合いが、猫があまりに可哀想と、見兼ねて保健所に相談

保健所が出向き不妊去勢手術を進めるも、毎日朝から夜まで働いていても手術するお金がないと。

すると、その知り合いさんが、全ての猫の手術費用を出してくださり、不妊去勢手術が出来ました。

何年も汚れが蓄積された住まいに、猫たちはノミによる貧血や近親交配で、健康状態は悪くも、手術後、普通に飼育出来れば問題は無いのでしょうが、その後も、トイレの掃除も家の中の掃除も出来ずにいた。


ついに先月ボヤを出し、電気も止まり、立ち退きで、猫たちの行き場は無くなり、20匹の猫の所有権放棄となった。

ここの管轄で収容される動物は、今のところ殺処分はされずにいるが、施設を圧迫する多頭飼育崩壊が度重なれば、それも危うくなる


そして先日、保健所職員さん達と一緒に
猫たちを収容する現場へ。


ノミ、虫、ゴミの山で足場もないだろうと
覚悟の服装と気持ちで、いざ❗️





すみません。
とても一回でお伝え出来ないので…
ここからの話は、   つづく。。。