
保護ネコ・クリームとの出逢い

2020年7月3日、雨の降る夜の事でした。
商業施設の駐車場に、仔猫の儚げな鳴き声が響いていました。
見ると、車の後輪のあたりで、雨に濡れた仔猫がしきりに鳴いていました。
あたりを見渡しても兄弟猫や親猫の姿はありませんでした。捨てられたのか、迷子になってしまったのか。
その日は7月にしては冷え込む夜で雨も降っていて、小さな体をガタガタと震わせていたので、保護する事にしました。
車に乗せて、暖房をMAXに。
濡れた体をタオルで拭いて、保温に努めました。
仔猫を育てた経験もなく何もわからなかったのですが、お腹が空いているだろうと思い、コンビニで牛乳を買って、人肌の温度まで温め、手のひらの上で舐めさせました。
自宅へ連れ帰り、とりあえず温かくしようと毛布を集め、その日は夜も更けていたので箱の中で寝かせました。

翌日、猫用の哺乳瓶とミルクを購入して与えました。
しかしミルクが冷えていたのか、あるいは乳首の形や素材に違和感があったのか、初めはなかなか飲んでくれませんでした。
ミルクの温度を調整したり、先端をカットしたり、試行錯誤するうちに少しずつ飲んで貰える様になりました。
ミルクは3時間おきに与えました。夜中でも時間になれば授乳です。
この時期はとても大変でした。
トイレも一人で出来ません。お尻の辺りをさすって刺激してあげないと、排泄が出来ないのです。
目やにもでていたので拭いてあげました。
落ち着いてから動物病院へ連れて行き、色々と診て貰いました。野良だったのでお腹に虫がいたり、そういった処置もして頂きました。

授乳や排泄など、大変な日が続きましたが、お世話のかいあって、少しずつ人間との生活に馴染んできました。
名前を決める事になりました。
出逢った日が7月3日でソフトクリームの日だったので、クリームと名付けました。体もクリーム色だったのでぴったりでした。
最初は歩くのもままならない状態だったのですが、日に日に歩ける様になりました。
徐々にキャットフードも食べはじめ、一人でトイレも出来る様になり、この頃からあまり手がかからくなりました。

上手く歩ける様になると、家の中を冒険する様になりました。窓とカーテンの隙間が落ち着く様で、お気に入りの場所になりました。
3ヶ月くらい経った頃に去勢手術をしました。外に出すつもりはなく、完全に室内で育てるつもりでいたのですが、あらゆる病気の予防の観点からも去勢を決意しました。

一年が経つ頃にはすっかり大きくなりました。去勢後は体重が増加しました。
あんなに小さくて、か弱かった仔猫がここまで大きく育ってくれて、本当によかったです。
クリームのお世話にあたってお世話になった方々に感謝です。
読者の皆様にはクリームの成長を見守って頂けると嬉しいです。
よろしくお願いします😺








