行ってきました、リンパドレナージュ。


先生は男性、ドイツでリンパドレナージュを学んできた方で、お一人でやってらっしゃいます。


先ず初めに問診。

30分くらいかなあ。

初診時のみ、初診料がかかります。

どんな手術をしたのか、どんな症状があるのか、蜂窩織炎になったことがあるか、などなど、現在の状態をチェック、その後、リンパの流れや浮腫に関する説明があります。


それからドレナージュに入ります。


パンツ一枚で全体をタオルで覆い、施術する箇所だけ露出しながら進めていきます。


マッサージのやり方としては、病院で習ったのと同じ感じ。

でも病院では本当に肌に触れるだけと習いましたが、それよりは圧があります。


でも強く押すわけではありません。


手で肌を押さえて、手を肌から離さず動く範囲で手をずらす。


つまり、摩らない。


これは私もそう習いましたが、摩る、と教える病院もあるのだとか。


摩るとね、乾布摩擦をやったみたいに血行が良くなって熱くなる。


これが良くないのだそうです。


血行が良くなるのは一見良いことのようですが、良すぎるとそれだけリンパの量も増えてしまう。


リンパ浮腫は流れが堰き止められて流れて行かないわけだから、血流を良くしても溜まる一方なので、だめなのだそうです。


手を当てているところが熱くならないように、強くなりすぎないように流す。


これが難しいのだそうです。


間違っても下から上にさすり上げるなどの事でした。


流れないし、擦ってしまうから。


さて、マッサージですが、先ずは腹式呼吸で深呼吸を何度か。


その間先生はお腹周りに手を当て、軽く圧をかけます。


次に脇の下のマッサージをして体の側面。


そのあとうつ伏せになって背中のマッサージをします。


病院では体の横を通して脇の下に流すと教わりましたが、そんなんじゃキャパが足りないそうです。


腰からお尻、それから背中を通して流すんだって。


なのでその逆の順番でマッサージしていきます。


背中が終わったらお尻、太腿、ふくらはぎ。仰向けになって太腿、ふくらはぎ、足首まわり、足の甲、指。


リンパの流れはとってもゆっくりなのだそうで、1秒に1回位のスピードで揺らしてくださいとの事です。


浮腫の出方というのは本当に人それぞれだそうで、リンパ浮腫っていうと下肢、上肢ってよく言われるけど、膝下だけだったり、指だけだったり、私のように腹部、鼠蹊部も腫れる人も多いそうです。


私の場合、腹部、鼠蹊部の他に、右はふくらはぎ、ひだりは太腿がより浮腫んでいて、右は軽く甲の浮腫も出ているとの事でした。


ただまだ柔らかいので、リンパドレナージュで改善されるのでは?とのこと(マッサージの効果ぎあまり出ない人もいるんだって)


ドイツではリンパ浮腫治療は入院治療で、6週間位入院して毎日バンテージで患部に圧をかけ、朝シャワーを浴びてマッサージする時だけ外すのだそうです。


入院といっても内科の病気じゃないので食事制限とかはないのですが、毎日軽い運動療法などをして集中的に細くしたところでオーダーメイドでストッキングを作って、そのサイズをキープできるようメンテしていくんだって。


なので可能であれば初めのうち週に2回位ペースで集中的に治療して、ある程度改善されたら回数を減らしていくのがいいとのこと。


うーん、週2はなあ、と思ったけど、今日もまた行っちゃいましたよ。


だって、むくみがかなりいい感じにとれたんだもん。


それについて詳しくはまた後ほど。