前回の投稿もそうですが、真剣に食事療法に取り組んでいる方は不愉快に感じるかもしれません。


決して食事療法を否定しているわけではなくて、科学的に確かなデータが少ないためどこまで実践したら良いかわからず、自分なりの意見を綴ってみただけです。


先程牛乳の話を投稿した後買い物に出かけたのですが、ついでに寄った喫茶店で読んだ女性週刊誌に、牛乳と病気のリスクについてのタイムリーな記事が載っていました。


あくまで週刊誌の記事ですが、納得する部分もあるので、かいつまんでご紹介します。


そもそもその記事は、成長ホルモンを使って育てた牛から絞った危険な牛乳がアメリカから日本に輸出されている、というもの。


その成長ホルモンが婦人科系のがんを始め、色々な病気のリスクを高める、との内容で、アメリカでもホルモンフリーの牛乳を買う人が増えているそうです。


なるほど、乳脂肪分が、というより、牛乳に含まれている成長ホルモンががんに良くない、ということね。


で、記事はこのように続きます。


・日本では成長ホルモンを使うことは禁止されている


・日本では飲用牛乳には国産以外は使えない


つまり、日本で売ってる飲用の牛乳には成長ホルモンは含まれていないということです。


ということはつまり、国産牛乳は、少なくとも成長ホルモンが原因のがんのリスクは低いということになるのでは?


そこで、あー、なるほど!と納得したのがある研究論文の内容です。


検索に引っかかったその論文の概要しか読んでいないので詳しいことはわかりませんが、こんな内容でした。


牛乳と婦人科がんのリスクに関して日本では意見がわかれているが、言われているリスクはアメリカの研究結果がもとになっている。


日本人女性を対象にしたものは小規模な研究しかなく、アメリカのそれと比較できるような大規模な研究がされていないため結果がバラバラで、リスクがあるともないとも言い切れない。更なる研究が必要。


要するに、アメリカ人でそうだからと言って日本人でそうだとは限らないかも、と。


これ、成長ホルモンががんの原因なのだとしたら、アメリカ人女性の婦人科がんの罹患率が高いのは牛乳を飲んでいるからなのではなくて、ホルモン入り牛乳を飲んでいるからなのでは?


もしそうなのであれば、国産牛乳を飲んでいる日本人女性は牛乳からの成長ホルモン摂取のリスクは低いし、日本人女性を対象に大規模な追跡研究をやったら、日米で差が出るのではないかしら?


素人の考えだけど。


それとも、成長ホルモン以外、牛乳そのものにも何かがんのリスクを高める成分が入っているの?


週刊誌の記事に戻ると、問題なのはむしろヨーグルトやバター、チーズなどの乳製品で、こちらには輸入物を使っていいのだそうです。


国産牛乳を使っている場合は、牛乳を含め、「生乳」と記載されているそうですが、輸入材料が使われていても、成長ホルモンが使われているもの、という記載をすることはないので、牛乳成分だけが使われているようなものは、輸入牛乳が使われていたりする可能性が高いのだそうです。


実際、アメリカから日本向けに輸出されている牛乳の60%がバターに使われているのだとか。


これを読んでから買い物に行ったので、早速スーパーの乳製品売り場で成分表記見てみましたよ。


うん、確かに牛乳には「生乳」と書いてあります。


チーズは「国産」の他に、「国産製品」と「外国製品」がミックスされているものもありました。生産国の名前がかいてあるものも。


残念ながら、私が毎日食べているヨーグルトは、生産国が表記されていない成分が含まれていました。


アメリカからの原材料使ってたら、成長ホルモン、入っているかも?


どうする?食べていいの?


でもね、これもある研究論文によると、牛乳のホルモン含有量ではなくて、その摂取経路と体への残留量を詳しくみてみると、1日の上限と言われている量に遙か満たないのだそう。


うーん、どうなんでしょうねえ。


本当に絶対ダメなら、タバコみたいに体に害がありますって注意書きがついてあっても良さそうなものですよねぇ。


そもそも、がんになるよと言われているタバコでさえ、喫煙者の大多数ががんになっているわけでもないしねぇ。


前の投稿のコメントにもありましたが、牛乳、小学校の給食にだって出るわけですからねぇ。


なんて、飲まなきゃいいだけなんですけどねぇ😜