先程子宮体がんの自覚症状についてブログを書きましたが、見ていただければわかるように、がんをもっと早く見つけることができたチャンスを医師も私自身も何度か見逃してしまいました。


自覚症状がありながら行動を取らなかった自分が1番悪いとは思いつつも、なぜ私が症状を伝えた時、念の為の行動を先生がとってくれなかったのかと恨めしく思う気持ちがあるのも確かです。


先生自身がもっと詳しく調べるのではないにしても、


そんなに気になるなら大きい病院に行って調べてもらってきたら?


と一言言ってくれたら、私も重い腰をあげたかもしれないのに。


まだ子宮体がんと診断されて、このがんの事を調べてばかりいた頃、


検診で異常なしだったのにがんだった。

医師の落ち度として訴えることは可能か。


と言うがん患者の質問に対し、弁護士がこんな風に回答していました。


がん検診は完璧ではなく、本当に初期だと見つからないことも多い。あなたの方で積極的にがんを疑う症状を訴えたのにもかかわらず無視した、というならまだしも、ただ検診を受けただけでは見落としには当たらない。訴えるのは難しい。


また、検診現場の医師達の状況についての記事にはこのように。


忙しすぎて検査をするだけで手一杯、数値的に問題がないなら異常なしにするしかない。


がん検診のために大病院に人が殺到しては困るからということで、小さなクリニックでも受けれるようになっているわけだから、特段がんが専門なわけではない医師が検診するわけですよね。


もちろん検診の作業はがん専門医師じゃなくてもできる、単純作業だし。


でも専門じゃないからこそ、あらゆる可能性を念頭において、発見のきっかけを見逃さないようにしてほしいと、切に願います。


恐らく私を検診してくれた医師も、検診の範囲内の精一杯はしてくれたのだと思うけど。


エコーで何回も見てくれたしね。


でも産婦人科といってもどうみても産科メインのクリニック、ましてや日曜日にだけ入っている非常勤の医師。


病院選びを間違えたなあと、正直思います。


もう少し、がんの可能性を念頭においてくれていたら、別な結果になっていただろうと思ってしまいます。


別に訴えようと思っているわけではないけれど、ね。


誰が悪いわけでもないというのもわかっているんだけど、ね。


体がん検診異常なし、頸がん精密検査という状態で行った病院で、頸がんウィルスなし、エコーで内膜の厚みなし、腫瘍マーカーも異常なし、でもMRIで何となく内膜が厚さが気になるから組織診しましょうと言ってくれたY先生は命の恩人です。


病院(医師)選びって、本当に大事。