数え切れないくらいの看取りをしているけど、
大半はそんな感じで逝きます。
口呼吸から、鼻翼呼吸、下顎呼吸になり、
時には、チェーンストークス呼吸など、
異常な呼吸の仕方になって、
最期は息をひきとる。


人は、おぎゃーと、息を吐いて生まれ、
死ぬ時は、息を吸って旅立つ。
いわゆる、それが、
息を引き取ってゆく、のよね。


亡くなって、死後の硬直が始まっても、
背中に触れると温かいことがあります。


それが、その方の命の火。命のエネルギー。


だから、最期の最期まで看取る瞬間まで、
いのちのバトンを
家族は受け取っていった方がいいの。
受け取る必要もあるんです。


それが、死を受け入れる、ということ。


息の引き取りを、
生きている側が引き受けていくことで、
いのちのバトンが受け継がれていくから。


あなたの大切なひとの手を握ったり、
時には抱きしめてあげてほしい。
ぬくもりを伝えて、受け取って、
想いを共有してほしい。


言葉はいらない。
ただ、ただ、そばによりそう。
身体に触れる。


それだけでいい。


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また、旅立つトキってのは、
不思議なことに、
ご家族に心配かけたくなくて、
買い物などに行ったスキに、
息を引き取ったりすることもあれば、
到着を待ってたかのように、
息を引き取ることもある。


息をひきとる数の分だけ、
ドラマが存在しているもの。


最期まで、聴覚は機能している、と言われ
実際に、そのような場面に
いくつか体験したこともあります。


命の火が消え入りそうに
呼吸が弱くなっていくたびに
ご家族が、懸命に
患者さんの好きな食べ物の話をすると
心電図モニターの波形が変わり
心拍数が増えた、なんてこともありました。








「いきたひ」の映画を観ること、
おススメします。

これこそ、看取るということを
リアライズに表現してるものないから。









そして、いつのまにか
こんなステキな歌を
サーが作ってくれてました。


コクトウくんも出演みたいね(^ ^)



いのちの波動
12月3日日曜
名古屋国際会議場白鳥ホール
11時開場
11時半開演



こちらのイベントの実行委員も務めてます。


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【参加申し込み270名】
現在、チケット販売状況から
270名の参加が見込まれています。
ご検討中の方には、
お早目のお申込みをお勧めいたします。







いつか、医療界にも
さとうみつろうの世界観の風が
吹きますように。



「息を引き取る」


それなら。


誰かが、引き取ってくれるんだもんね。


全体という、誰かが。


Oneが。


自分の心「息」を。


自我が消え、全体へ還る。


全体が引き取る。


後は、全体が、引き取る。



だから、生きているうちに出来る事は何でも。


やってみせる。


それが、命のリレーへの恩返し。

 



さとうみつろう
医療界に殴りこみへ。


ひとつの夢として、
わたしがいずれやるかんたきで
利用者さん、スタッフ、地域の人々に
サーが奏でるカノンを聴いてもらいたい。


また、医療とサーのコラボを
プロデュースするのが
わたしのでかい夢。


まじに、わたしは
心から願っています。