治療方針と言えるものではないが、東大病院とホームドクターと連携して
治療が始まった。

まず、体力のない現状の回復が必要とのことで

①皮下点滴で水分の補給(自分実施)
②ステロイドを毎日注射(ホームドクター)
③えさの強制給与(自分実施)

この3つで衰弱した状態から回復をめざす。

皮下点滴は、ラクトリンゲルにカリウムを少量混ぜたもの。
ラクトリンゲルはポカリスウェットのような成分で水分の補給のため。
カリウムはちょっと意図がわからない。

ステロイドは炎症を抑える目的。ウィルスには作用しないがこの薬は病状を誤魔化すことができる。
魔法のような薬だが、一時的な見せ掛けの薬だ。

えさの強制給与には、HILLSのAD缶。これはこの手のフードでは定番中の定番でシリンジに入れやすい。

なんとか、良くなってほしいものである。
アイシャを東大付属動物医療センターに診せた。
私の経験から、炎症があり抗生剤が効かないケースはあまり良い状況ではない。
そして、案の定医師から厳しい検査結果が告げられた。
FIP(猫伝染性腹膜炎)の可能性が高いようだ。
眼球の奥と関節に非常に強い炎症があり、関節液を摂取したのだがここから細菌は見られなかった。
つまり、ウィルスが原因の炎症である可能性が高い。
そして医師の経験から、強毒性のコロナウィルスに感染している可能性が極めて高いと。
前回の血液検査の結果、コロナは陰性だったのだが、このウィルス実は血液検査に引っかからない場合もあるようだ。

現在、関節液にウィルスが存在するかどうかの検査をしている。
これがビンゴだった場合、残念ながら打つ手なしということ。
発症はほぼ100%の致死率である。

それと、もう一つショックなこと
国立だから治療費が安いと勘違いしていたが、そんなことはなかった。
今回の検査、点滴、診察と全部ひっくるめて
74000円也
医者は優秀なんだろうけど。。

アイシャ(下写真の猫)


にゃんこ戦隊Catれんじゃあ



年齢 9歳
性別 メス(虚勢済)
病歴 4歳のときに交通事故で骨盤の手術を2回。現在は生活に支障のないレベルまで回復。
感染症 Felv陰性、Fiv陰性、コロナウィルス陰性
症状 食欲不振。白血球数の増大。
※症状はこれだけだが、検査の結果から症状の原因となるものを特定できない。

症状がでたのは1ヶ月前、ものを食べなくなりかかりつけの医者(病院A)に見せた。
白血球の値が3万程度、細菌感染が原因ということで抗生剤投与。
しかし、症状は全く改善されない。
セカンドオピニオンとして、第二の病院にいく、
血液検査の結果、白血球の値がさらに増大し5万オーバー。しかし、その他の値は正常の範囲内。
レントゲン、エコーの結果も問題なし。
診断がつかないので、当然治療ができない。

このままでは何もできずに終わってしまうので、最先端の医療を求めて
大学病院を利用することにした。
大学病院は大抵、獣医師の紹介状がないと診察してくれないので
依頼したら快諾してくれた。
一番近い、東京大学動物医療センターに行くことになった。
予約がいっぱいらしく10日後の診察だが仕方がない。

※大学病院について
2次診療機関として高度な医療が期待される。
私が調べたところ、東京農工大学付属の病院は医師の紹介状が不要である。
その他はほとんど紹介状が必要。
獣医師に大学病院を紹介してとは頼みづらいが、必要なら頼んでみよう。

-東京大学付属動物医療センター

http://www.vm.a.u-tokyo.ac.jp/vmc/


-東京農工大学動物医療センター

http://www.tuat-amc.org/


-麻布大学付属動物病院

http://avth.azabu-u.ac.jp/


-日本大学動物病院

http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~anmec/


まだありますが、自分で調べてね。