6月19日。朝、とあるオフィスに用事があって出かけたら休みだった。

なんでも、聞いたことのない休日だとのこと。

Juneteenthというらしくアフリカンアメリカンがテキサスで1864年に自由を言い渡された日だそう。

奴隷解放の日だそうで、別名フリーダムデイというらしい。

私が過去数年イギリスで生活している間に出来た休日らしい。全然知らなかった、、、、、、。

昨日は父の日。それで今日、月曜日が休日ということは、人々は家族で集まってBBQなんかして過ごすのだろう。

仕事のない一日だったので、今日はシーツの洗濯をしたり床のモップがけをしたりと普段しないことをして過ごした。夕方には、息子とビーチに犬の散歩に出かけたのだけれど、思った通りビーチは家族づれでBBQをする人たちが沢山いて、先週までは寒かったサンディエゴも快晴の空の下、もう夏のような光景だった。

久しぶりに、予定のない休日になったので庭に椅子を出してお茶を飲んだ。

すかーんと晴れた青空。

この間ホームセンターで買ってきた鉢植えの紫陽花がとても深みのある青い花を咲かせている。

知らなかったのだけれど、紫陽花は日本原産でシーボルトが海外に紹介したのだそう。

ポーチに井村屋のアイス、やわもちを冷凍庫から出してきて食べた。

この頃、味覚が年寄りのものになってきている気がする。黒飴とかカンロ飴とか買ってしまうし

昔は見向きもしなかった一口羊羹だとかに妙に惹かれる。確実にチョコよりアンコ派になってきてる。

渋い煎茶を入れて、ポーチでくつろいだ。

友達から日本のお土産でいただいた飴もあったなあと持ってきた。

これが、すごく可愛らしくて、一つ一つ味もそれぞれ違っていて、ただの砂糖味の金太郎飴みたいなのを想像して口に入れたら、全然別物だったので驚いた。

日本に行くことがあったら、絶対に買いに行こうと思ってる。

のんびりと飴を舐めながら、本を読んだり、音楽を聴いたりした。

本は、料理家の枝元なほみさんと詩人の伊藤比呂美さんの往復書簡「なにたべた？」という本。

40代だった二人がファックスをやりとりしながら、その日食べたものや日々のことを報告し合う内容で、食べることと生きることってすごく密接に繋がりあっているなあと感じる。

音楽は、ここのところ沖縄のことが頭に浮かぶので沖縄民謡をチョイスした。

あんまりあっけらかんと天気がいいので、洗ったシーツを庭に干した。

青空の下、大きなシーツが2枚、風にハタハタと揺れた。

猫も犬もみんな外に出てきて、日向ぼっこ。みんなでまったりとした。

こういう、ちょっとポーッとしたような休みの日の過ごし方もたまにはいいと思った。