クリスマスディナーといえば、ご馳走。

トラディショナルなクリスマスディナーのメニューもいいけれど、今年はシーフードのご馳走にしよう!という家族からの提案があった。

なので、24日の朝、エセックスのブラックショアにあるSole Bay Fish Companyへ車を走らせた。

 

海に注ぐ川の岸辺に小さな漁師小屋のようなものがいくつも建っていて、その幾つかがレストランや魚屋をやっている。ここは、もともとサウスウォルドの港で、自分の釣り船で獲れた魚を売っていたらしいのだけれど、そのうち料理も出すようになり、人気が出て、今では魚屋、レストラン、テイクアウトの店になっている。

 

 

店の入り口をくぐるとロブスターの入っている水槽とスズキやボラの泳いでいる水槽がある。

 

 

近くで獲れるという、サザエに似たような貝だとか、ホタテにムール貝。いろんな種類のエビ、蟹、酢漬けの鰊、スモークされた鯖、ヒラメ、エイヒレ、タラ、鮭、スズキ、どれもピカピカ輝いて見える。

 

私たちは、スズキを1匹、ロブスターを3匹、ムール貝2キロ、ホタテ10個、エビ2種類を大きいのを10匹、小さいのは20匹、それから20センチくらいの大きなシシャモのような魚の燻製を5匹かった。

全部で140ポンド。家族5人分なので、1人28ポンドとして、この分量と贅沢さ。

シーフード祭りである。

 

クリスマスディナーまで魚介類を口にしないと我慢する夫をよそに、私と娘はせっかくここに来たのだから、牡蠣が食べたい!と注文。冷たい風にびゅうびゅう吹かれながら、店の前で牡蠣を食べた。最高に美味しかった!!!

 

サウスウォルドの海辺はこんな感じ。

こじんまりと可愛らしい街があって、どこのパブでも地元のビール会社、Addamsの看板を掲げている。

帰り道、大勢の犬を連れたフォックスハントのグループに遭遇した。

乗馬をやる娘は、大興奮🏇

なかなか、見ることの出来ない光景なのだろうと思う。

 

さて、クリスマス当日のディナーはこんな感じ。

 

ロブスターに、、、

 

スズキの塩焼き、ホタテのバター焼き、、、

ムール貝のワイン蒸し、パエリア、焼きエビ。

これをワインを飲みながら、旺盛に食べた。

 

中でも、スズキが身がふわっとしていて、香りがよくて、美味しかった。

それから、ホタテも身が大きくて、甘味が強くて美味しかった。

 

今度は、スモークした鯖や、食べたことのない貝類なども買って食べてみたい。

期待していなかったけれど、イギリスで海の幸を堪能できるとは、なんという幸せ。

 

イギリスの海と自然に感謝。