Kobey’s とK sandwich | ケンブリッジ生活・サンディエゴ生活

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2019年からのイギリス・ケンブリッジ生活を機にブログを始めました。2023年春からは、アメリカのサンディエゴに暮らしています。

ここ数日、日中の気温がかなり高いので、朝早いうちに犬たちを連れて散歩に行った。

近所の小学校の校庭が開放されているので、ここで犬たちは思う存分走り、エネルギーを発散!

 

 

その後は、Kobey's Swap Meet というフリマへ娘と出かけた。

 

 

金土日とやっているこのフリマは、週末の入場料は2ドル。

観葉植物、花、果物、ビンテージ家具、古着、ガラクタが屋外マーケットで売られていて

週末の午前中、ぶらぶらするのにちょうどいい。駐車場で、見知らぬ人が「あんたたち、これから入るの?」と聞いてきて、チケットを1枚、使いな!と言ってくれた。

 

 

 

乗馬をする娘は、ここで競馬場のキャップのコレクションを見つけて興奮。

この帽子は、主に、競馬場で馬の世話をしたりする人がかぶっているような帽子なのだそうだ。

トレイナーやジョッキーは、また違うキャップをかぶっているらしい。

 

 

もう閉鎖してしまったハリウッドパークの1998年の帽子(左上)

サンディエゴのデルマーの帽子(右上)

サンタアニータ(LA)の帽子(左下)

TGVという競馬放送局の帽子(右下)

 

夫の祖先に、今私たちが暮らしているケンブリッジ出身の女性がいる。

彼女は、馬の世話をするステイブルボーイと呼ばれる、いわゆる召使いの男性と恋をして

家から勘当されたらしい。その男性と結婚してオーストラリアからアメリカへと辿り着い他のだけれど、その馬好きの血がしっかりと遺伝しているのか、何人かの姪とうちの次女は子供の時から馬が好きなのが、とても興味深い。

 

スワップミートをぶらぶらした後は、お腹が空いたので、うちの近所にある、Kサンドイッチというベトナムサンドイッチの店に行った。

地元の人たちに、こよなく愛されているこの店。

ここのバンミー(ベトナムサンドイッチ)は、最高。

 

 

いつも頼むのは、グリルドポークのサンドイッチ。

甘辛いポークに、大根とニンジンの甘酢漬け。香菜、ハラペニョなどが、軽い食感のフランスパンに挟まっている。

これが、病みつきになる美味しさ。

他にも、中にあんこの入った胡麻団子のあげたやつとか、春巻きだとかも美味しい。

 

他にもパイや、クロワッサンなども売られている。

 

 

ベトナムのぜんざいのようなものとか、、、

 

 

キャッサバケーキも美味しそう。

 

サンドイッチはバゲット半分の長さで5ドル99セント。

他のものも、みんな安い良心的な値段。

 

 

サンディエゴには、ベトナム、フィリピン、メキシコの人たちが多く住んでいるので

それらの国の美味しいものの恩恵にあずかることができて、すごくラッキー!

 

中でもここは、サンディエゴに帰ってきたら、必ず一度は食べておきたいと思う店のベスト3に入る。

 

家に持ち帰って、サンドイッチを食べていたら、庭の方から水が放出されている音がしてきた。

庭の水道の蛇口から水が漏れている?と思って外を覗いたら、隣の家のおじさんが塀の向こうの脚立の上から、うちの梨の木にホースで放水しているではないか!

「ハーイ!うちの木に水やってくれてありがとう!」と言うと

「あんたたち、水やってないだろ。たっぷりあげれば、たっぷり返って来るんだよ。この木の梨、うちでも貰っているよ」という。

「だから、今年は梨が豊作だったのね!」というと、「美味しかっただろう?」と何故か自慢げな隣人。確かに、とてもジュシーで甘くて美味しい洋梨でした。

 

先日会った友人は、このサンディエガンの気質を大阪人のととても似ていると言っていた。

スーパーとかで買い物していると「今晩、何作るの?」とか知らない人に聞かれるのだという。

サンディエゴに限って、ここで話される英語は彼女の脳の翻訳機能で大阪弁に訳されるらしい。

 

私は、サンディエゴもサンディエガンも大好き。

夕方、近所のスーパーマーケット(ベトナムの)に行ってチリソースと豆腐を買った。

駐車場の空は、薄い水色から濃い色に変わりつつあり、雲がピンク色の綿毛のようだった。

少し濃い藍色になってきた空の一部に星が輝いていた。

夕暮れを背景に、灯りをつけたばかりの家々の窓を見ていたら、不思議と郷愁を感じた。

はっきりと、自分がここにいて、この場所が大好きだと思ったら、ちょっとだけ胸が苦しくなった。