昨日の10月18日、日曜はケンブリッジのタウン&ガウン 10Kのレースが行われる日だったのだけれど、今年はこんな状況なのでバーチャルでのレースだった。

専用のアプリをダウンロードして、スタートを押すと走っている道のりが地図に出てくるので、知り合いや家族は、ランナーが今どのあたりを走っているのか見られる仕組みになっているらしい。

そして、フィニッシュボタンを押すと、タイムが本部に送られて走り終わった人からどんどんリストにタイム順に名前が載ってゆくというシステムだった。

 

私はたまたま、インターネットでUKのレースの行われる予定表を探して調べていたので、偶然にこのバーチャルランを見つけたのだけれど、他の人はただ中止になったと思っていたのかもしれない。このレースの宣伝は全然行われていないようだったし、、、。

何故なら、このレースに参加しているらしきランナーを当日あまり見なかったからだ。

例年3千人が参加するというこのレース。今年は10Kは250人くらいしか結果が出ていないのだ。

 

とても、残念。

私が他にエントリーしている Fit Wtich Run(50日間で100マイルを走る)は、参加者が写真を投稿したり、コメントを日々残したりしていて、とても楽しいし、デジタルビブという、プリントアウトできるゼッケンがあり、そのデザインも可愛い。

他のランナーのプログレスを見ていると自分も頑張ろうという気になるし、本当にこのイベントに参加しているという気持ちになる。

このタウン&ガウンも、もっと宣伝したり、工夫したら、きっともっともっと楽しいイベントになるのに、、、。

 

このアプリの利用法もよく分からなくて、スタートボタンを押してからしばらくして、あ!どうしたら自分が10キロ走ったってわかるんだろう?と気がついて、いつも自分が使っているランニングアプリをスタートさせたりしていたので、その作業で立ち止まっている時間のロスの他、実際には11キロくらい走ってしまったようだ。そして、タイムももちろん11キロのもの。無念。

 

良かった点はコースは、レースが行われるはずだったコースを大まかになぞったことで、このコースはケンブリッジの名所巡りのようなコースなので、紅葉した木々に彩られたカレッジや中世のような街並みを走るのは、やはり綺麗だったこと。

 

そして、今回、他の人の10Kのタイムを見ることで、もっと早く走れるようになりたいという向上心が生まれた事だ。

来年は、大勢の参加者と一緒に走れるといいなあ。

バーチャルイベントも、きっとやり方次第で、もっと多くの人が参加できる楽しいイベントになる可能性が広がっていると思うので、これからに期待したい。