今回の旅の計画は全て任されていたので、はりきって行きたいところを調べた。

2日目の予定は、朝、カーディフの屋内中央市場、古くからある美しいアーケイド。朝食。→屋内蚤の市→コッホ城→1時間ほど西へドライブ。スウォンジーという港町の中央市場で買い物。昼食。→さらに1時間半ドライブしてテンビーというビーチの美しい町へ。→ペンブロークの海岸線をドライブし、カーディフに戻る→カーディフで晩ご飯を食べる。

 

中央市場は8時に、アーケイドは8時半に開くというのでぴったりに行ったら

店はほとんど閉まっていて、ガラガラ。何か地元の美味しいものを買い食いしようと思っていたのに、残念。カーディフの市街観光は諦めて、車へ向かう途中、ポルトガルのパン屋さんを見つけたので、ポンデケージョとカスタードパイ。コーヒーを買った。

 

パンを食べながら、少し離れた住宅街の、大きな古い倉庫のような建物へ。

ここは土曜日だけオープンするインドアのフリーマーケット。

入ってみると、フリーマーケットというより、たくさんのブースに分かれたアンティークショップだった。ミッドセンチュリーの英国家具が結構充実しているという印象。

お店の人と話をすると、この建物はミリタリーの飛行機のエンジンを修理する場所だったのだそうだ。23年前に来たと言ったら、再開発で、カーディフの街は随分と変わったと言っていた。

その後、車でM4という高速道路に向けてドライブをしていると右手にこんもりとした小さな山が見えてきて、その途中におとぎ話に出てきそうな円筒の可愛いお城が見えた。

山道をあがっていくとき、ハイキングする人、ランニングする人、自転車に乗る人などを通り過ぎた。外は少しひんやりして、山の新鮮な空気が気持ち良い。

お城は、予約制でこの日は開いていなかったので、お城の周りをぐるりと散歩した。

ここはCastell  Coch といい、ウェールズ語で赤い城という意味なのだそう。

お城は大きいけれど、巨大すぎず、周りの自然に溶け込んでいて、親しみを感じた。

この後、立ち寄ったウェールズで2番目に大きな都市、スウォンジー。街の真ん中のマーケットには地元のお土産やシーフードの買い食いを期待して行ったものの、ぴったりのものに巡り合えず、何も買わなかった。

もし、住んでいたなら買いたいパン、魚、カニ、エビなどはあったけれど、すぐに冷蔵庫に入れられるわけでもないので、諦めた。

魚介類は、とても新鮮で美味しそうだった。

さて、次は今回の旅で一番行きたかった場所。

テンビーへ!