「昼寝」「喫煙」「おやつ」これらを選択制で利用可能にしてはどうか。
正式に認められれば愛煙家は堂々と喫煙所に行けるし、僕も人目を憚らず寝れる。
いや、今も気にせず寝てるけど。
久しぶりにノベルスコーナーを見たら、大変なことになっていました。


「読みたい」…そんな言葉は使う必要がねーんだ。
なぜなら、オレや、オレたちの仲間は、
その言葉を頭の中に思い浮かべた時には!
実際に本を読んじまって、もうすでに終わってるからだッ!
だから使った事がねェーッ。



恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-/上遠野 浩平

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The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day/乙一

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JOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN/西尾 維新

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JOJOの小説化!
しかも作家は全員、新進気鋭の若手、というには箔が付きすぎた大御所クラスの豪華メンバー。

上遠野浩平と乙一は純粋に面白かったです。
特に乙一は、JOJOのホラーと乙一の狂気が良い感じに混ざってましたし。

西尾維新は・・・・
荒木先生に遠慮したのか、1部と3部のダイジェスト版といった感じでした。
なっがいことブログ更新してなかった!
いやだって、あんまり面白い本なかったんだもの。
でもこれは感想を書きたいなっていうのがあったので。

小川一水の天冥の標。

これ、ちょっとネタバレになっちゃうけど、このシリーズは毎回時代が変わります。
当然毎回登場人物も舞台も変わって、
たまに「ああ、こいつは前作のあいつか」とか「この家系はヘタレばかりだな・・・」
みたいのが出てきてニヤリとする感じです。

どんな作品かっていうと、まさに壮大なスペースオペラです。
「スケールでかくすればいい、長くすれば良い」っていうのと違って、
「一作一作完成していて面白いのに、でも謎が残されたままで、
続きが気になって仕方ない」っていうタイプ。

衝撃を受けた1に比べると、
2は1の伏線回収、
3は腐女子向け、
4は作者の力量自慢(「俺SFで官能も書けるぜ」)、
という感じも受けてましたが、5は文句なしでした。


天冥の標Ⅴ: 羊と猿と百掬(ひゃっきく)の銀河 (ハヤカワ文庫JA)/小川 一水

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あ、ここからは完全ネタバレなんで背景色で。

アニーって、ノルルスカインの副意識流のひとつだよね。
個体に展開してしまったタイプの。
(ご丁寧に「アンなのにノルルスカインなのである」とかいう例示までしてるし)
いくら人間に期待してないとはいえ、
もうちっと積極的にオムニフロラと戦っても良いんでない?
7千万年も生きてて今更「地球の農業を研究」するより、
とっとと自分の知識を人間に与えて、
コピー増やした方が得策な気がが。


さてさて、久しぶりの読書感想文でしたが、多分明日も書きます。
これから三冊まとめて読むからです。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ.....