君は話してくれたよね。

君の大切な人の事を

時に照れくさそうに

時に辛そうに

悲しそうに・・

そんな君が「大丈夫?」って私に聞く度に
私も同じ言葉を君に返してた。心の中で・・

辛い恋をしていたよね。

どうしようも無いって君は寂しそうに
少し微笑んで言ったよね。

どこかで自分と重ねながら・・
まるで水面に映った月のように・・
あわせ鏡をのぞくように・・

君と私はよく似ていたよね
それが切なくて寂しかった。

今君はどうして居るんだろう?
もう振り返らずに歩いているかな?

自分に正直な恋をしているかな?

君が本当に大切に想ってた人の事
忘れる事、出来たかな?

後戻りしてないかな?

時々大好きなソラを見上げ
流れる雲を目で追いかけているかな?

大好きな海には行っているかな?

私はちゃんと今を生きているよ

今は君の話してくれた事もちゃんと理解できるし
本当に大切な事は何かも今なら解かるから・・

君にもう逢う事は無いかもしれないけど

君と向かいあった季節は
大切な想い出の1ページにあるから
時々心からそっと取り出してみるの

そんなささやかな事なら良いよね
許されるよね。

君が今を一生懸命生きてる事が私の願いです。
もう「大丈夫?」って聞けないけど

君が笑顔で6月のこのソラを見上げている事が
私の願いです。

どうか元気で
大切な人と生きていて欲しい。

ささやかな願いです

君は私の大切な人だから



心の詩
(画像はお借りしています)


大切な友人をイメージして書きました。

どんなに離れた場所に暮らしていても
このソラは繋がっていて
つかの間、同じ時間にソラを見上げている
そんな時間はちょっと心を和ませます
「一人じゃないよね」って乗越えられそうな気がします。
そんな大切な人が貴方には居ますか??