少し先を歩く君の背中を見るのが好きだった。



そう・・


好きだと思ってた。


大きくって頼りがいがあって


ずっと見ていたいって思ったあの日は


もう・・遠い幻



本当は心と心で通じ合いたかった・・


もっと心で感じたかった

触れたかった



君の寝息を聴きながら


どこか寂しさに負けそうで


向けれた背中が


寂しくって・・


哀しくって・・



あの日から


自分の心に背中を向けた私



諦めにも似た想いに

負けそうになりながら・・



感情に蓋をした


あの時から・・


離れた心の隙間は


少しづつ大きくなって


心に大きな水たまり


瞳は雨降り


今、君はどうしてますか?


元気ですか?


笑ってますか?


忙しいですか?


そんな事も


もう聞く事も無いのかもしれないね。


時間はあの時のまま止まって


いまだ心のどこかにあって


時々思い出となって


私の心を揺らして濡らす


もう、忘れようと

どこかで思いながらも・・


あの時の背中が


まだ心にある・・