第一回目は私が住む街のお話を、あまり日本人には馴染みが無いフィリピンの歴史を、簡単に。

フィリピン第一共和国(1899年1月21日―1901年3月23日)は、かつて存在した政権。当時の正式名称の訳語は「フィリピン共和国」であり、政府および議会の所在地にちなむ「マロロス共和国

この元マロロス共和国は現在首都マニラから45km程高速で北に行った現在私が住むブラカン州の州都マロロス市にあるバラスエイン教会にて議会が制定されたそうで、この教会迄自宅から歩いて良く行きます。

バラスエイン教会





この歴史話は良く近所の地元の方の自慢話に登場します。その際 このスペインから初めて独立した際に初代大統領が宣誓した教会は紙幣にもなっているという話を毎回聞くのですが、日本で100円や500札がなくなったのと同様に、以前存在していた10ペソ紙幣に登場するバラスエイン教会は現代っ子には全く確認出来ず、自分が普段良く行く教会が紙幣になっているのを是非見たいと前から思っていたのですが、なんと義理父の財布の中から出てきました。ほかの廃盤紙幣も出てきましたので、フィリピンあるある、で住んでるもしくはフィリピン紙幣を良く知る方以外は興味ないでしょうが、私も初めて見るものでしたので。





歴史を感じることができました。10ペソの裏面の建物が教会で現存しているのが良くわかります。

因みにこの10センタボス紙幣は貴重な様で、これが10枚で1ペソ、現在は25センタボス硬貨がありますが、1ペソ以下は私も使い慣れません。日本では1円以下を市場で使う様なもので、ほとんど使いません。

この話の続きで、義理父がまだ幼い頃、彼の父親がドサ袋何袋分か日本が一時期第二次大戦中にフィリピンで流通させていた、日本の紙幣が家に大量にあり 日本が撤退した後、暴落?無価値に当時なっていたのか。子供のころそれでよく遊んでいた様です。

それを聞いた妻が日本でよく見ていた なんでも鑑定団に出したいと、いい出しましたが、さすがに今は無いそうです! 

フィリピンのよもやま話でした。