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カレンダーの中から押し出され 
今も思い出せずにいた 
選択肢のない幸せの始まり
 
無理やり絞った可能性
破れかけた買い物袋
風に揺れる洗濯物に憧れた
 
取り残されたかくれんぼは
今も胸で続いている
雨雲の向こうの茜空が見えた気がした
 
手を振るキミにありがとう
閉じたアルバムの中で
いつまでも 変わらず輝いていてくれて
冷たい雨降る街も 
暖かい空気に変わっていく
手に入れ失った 今日も過去に溶けていく
 
 
 
古びて脆そうな橋を渡り
流れる不幸を越えてきた
欲張りで笑えてきた適度な夜
 
リードで引かれる犬のような
当たり前の幻惑の中
はるか遠くに見えた窓灯り
 
温もり残った陰の跡
姿がなくても戻ってしまう
ここにキミがいたという薫り求めて
 
泣きべそなキミにさようなら
記憶たどる日記の中で
いつまでも 去り際に振り返ってくれた
穏やかな今日が潜って
意地悪な明日が浮かんでいく
手に入れ失った 次の答えを探していく
 
 
切れてしまった 糸くずをもう一度
両端から引っ張り合って 少しでも繋がっていたい
 
 
手を振るキミにありがとう
閉じたアルバムの中で
いつまでも 変わらず輝いていてくれて
冷たい雨降る街も 
暖かい空気に変わっていく
手に入れ失った 今日も過去に溶けていく
 
泣きべそなキミにさようなら
記憶たどる日記の中で
いつまでも 去り際に振り返ってくれた
穏やかな今日が潜って
意地悪な明日が浮かんでいく
手に入れ失った 次の答えを探していく
 
 
愚かな償いを抱いて
足を引きずり歩いていく
 
 
 
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