ある日、
急遽外国かぶれ男のお家にお邪魔
することになりました。



部屋に入るやいなや

おいしい匂いがプーーーーーーーンっと

漂っています。


外国かぶれ男は、何やら言いたそうな
顔をしているのですが、何も言いません。



はいはいはいはい
作ってるんやろ?
知ってる知ってる
はよ言えよ
言いたそうな顔してこっち見んな
いや待てよ
これは聞いてほしいのか
そうなのか?その顔は聞いてほしいのか?
なんやねんめんどくさ



私「何作っ…


外国かぶれ男「ーフシチュー


今まで数々のドヤ顔を見てきたけど
このドヤ顔は、、、
ちょっと見たことがない
はよ言いたすぎて
待ちきれんくて
聞き終わる前から言うてもうてますやん
ほんでビーフシチューって普通に言うてくれ
に力込めんな


外国かぶれ男「食べるやろ?」


私「んー、あんまりお腹空いてな…」


外国かぶれ男「食べへんの?????」


私「うん、ちょっといただこうか。」


外国かぶれ男「OK!座ってて!」



食べるって言うまで
永遠に言って来るのは目に見えてるから
ここはすぐに食べると言っておこう
どうせ今日もカルディでよく分からない
調味料買ったんでしょうね、、、、、、



彼が準備をしている間、
私はソファに座ってぼーっと
テレビを見ていました。


ふと、部屋の中に冷たい風を感じたので
ベランダの方を見ると、なんと
ベランダにキャンプ用のチェアとテーブルを
用意しているではありませんか。



、、、嫌な予感



とりあえず見ないフリをしました。


すると突然部屋の電気が消えました。


えーーーっと、、、


ベランダに目をやると、
キャンプ用のライトが、
テーブルの上のビーフシチューとフランスパンを
照らしています。



嘘やろ。
こいつ正気か。



外国かぶれ男「はい!出来たよ!来て来て!」


私はノソノソとベランダの方へ行きました。



外国かぶれ男「じゃーん、どう????」


私「、、、寒い。」


外国かぶれ男「大丈夫大丈夫。これ着て。」



めちゃくちゃ重い何かが私の肩に乗りました。
恐らく彼が持っている中で1番暖かいとされているアウターなのでしょう。



外国かぶれ男「寒いって言うと思って、ホットワインにしたよ。」



いや、そーゆうことではない。



そもそも私はあんまりお腹が空いていなくて、
だけど、この男が食べて欲しそうにしてたので
少しいただくことにしました。
それなのにも関わらず、
何故か今私はベランダにいます。
この2月上旬の激しく寒い夜にです。


私「ロマンチックなことするんですね。」


外国かぶれ男「女の子ってこーゆうの好きでしょ〜?」



黙れ。
中で食わせろ。




結局、鼻水をすすりながら
ビーフシチューを食べたことを
今でも鮮明に覚えています。