こんにちは、大平知恵子コーチです。
よく「先生のおかげ」「あの先生に出会えたから」という言葉を聞きますが、今まで私は先生に対してそういうことを感じたことはありませんでした。幼小中高大、学生のときを振り返ってみても、…。
なので先生に対するイメージはあまりよくなく、大学受験のときも教育学部は絶対違うし、大学生のときも教職を取ろうとは思いませんでした。
コーチングを初めて聞いたときも「ティーチング」と間違えていて私にはダメかも～と思ったくらいです。
何がダメって、「やらせられる」感がまず嫌なんでしょうね、私。
そんな私の「先生」に対するイメージを、「こんな先生もいるんだ」って思わせてくれるのが、4月から教わっている音楽の先生。
バンドでうまく歌うことやハモリ方など音楽理論をベースに教えてもらっています。
きっと私のペースに合っているんだと思います。無理せず、優しく、親身。
夏のはじめのライブで歌うため、いつも習っている先生が東京で活動するためにレッスン数が減るのを補うため、スタートしたレッスン。
途中、当初歌う予定だった歌が都合でナシになってしまうハプニングが起きて、何のために習い始めたのかわからなくなったときがありました。
そして、歌いたい歌ではなく、全く知らない新しい歌を歌わなくちゃいけなくなっても、熱くプラス思考で行かせようとするのではなく、一緒にやりましょうと自然に励ましてくれました。
ハプニング時に少しやる気が失せたときも、先生はやる気でその様子を見て「あぁ私のライブなのに私がやる気なくて先生がやる気なんて申し訳ないわ…、がんばろ」と思えました。
これ、私に「やろうよ！」って熱く語りかけられてたら、私は嫌になってたでしょうね。
ライブが終わって気が抜けて体調を崩してレッスンに行けなくなっても「無理せずやりましょう」と回復を待って下さいました。
久しぶりのレッスンは微妙にやる気を失っていたけど、先生自身がその日のレッスンについていろいろ考えて下さって一生懸命な姿を見ると「がんばろ」と自然に思えました。
先生が熱くなって私をあえて「やらせよう」とするのではなく、先生自身はとても自然で真摯、何より音楽が好きで大切にしている姿に惹かれてやる気になる私がいます。
また「この曲が好き！」とそんなに好みを語ったことはないのに課題のサンプルに私が好きそうだと思ったと選んで下さった曲がまさに好みの曲で、よく私を見ているなぁと感じました。これもとても嬉しいことです。
相手から引き出す。これ、まさにコーチングじゃんか！！
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コーチング・エトワール
大平知恵子
